中公新書<br> ミミズのいる地球―大陸移動の生き証人

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中公新書
ミミズのいる地球―大陸移動の生き証人

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121012982
  • NDC分類 483.9
  • Cコード C1245

内容説明

地球上に登場して四億年の歴史を有するミミズは、その分布から大陸移動の根拠を与えてくれる。また、ダーウィンの晩年の書物『ミミズと土』にあるように、ミミズは生態系の一端を担っている。著者はポーランドでの生態学調査を皮切りに、ケニア、ハワイ、モンゴル、ガラパゴス等々へ、シャベル持参で採集調査に出かけて、思いがけぬ発見をする。オーストラリアへは巨大ミミズの見学に訪れる。小さなミミズが大きく見える異色の本。

目次

第1章 庭のミミズ
第2章 動物学的にみたミミズ
第3章 ミミズの生態学
第4章 ミミズを追って
第5章 ミミズをあなどるなかれ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壮の字

57
太陽から届くエネルギーをどうにか受け止めなければ、そのまま地球から去ってしまう。幸いなことに植物の恩恵により地球上の生命は維持されている。その次の行程では、光合成により造りだされた植物質を動物体に変換するとともに、豊かな土壌を排泄する奇跡のような装置があった。四億年の歴史を休みなく稼働しつづけているミミズという装置、目には触れないが省ける行程ではない。では「ミミズのいない地球」とは?我々と同じく赤い血をもつ彼らに感謝の気持ちを捧げねばなるまい。ミミズに魅せられた女史が”根掘り”を手に世界を駈けた。2019/04/09

Koichiro Minematsu

54
「世界の歴史のなかで、このように分化の低い動物で、このように重要な役割を演じてきた動物が、ミミズ以外にいようか」と著者は述べる。まさにこれほどミミズに相応しい言葉はないと思う。約3000種いる分類できないミミズ(本書当時)。その多様性だからこそこの地球で太古より生き続けている、あまり人の目に触れず、地中で全ての地球で生きるもののために。ミミズに感動してなりません。2022/01/19

tetuneco

18
コンクリートに囲まれた、我が家の花壇にもミミズは暮らしていた。 今度会ったらお礼を言おう。2012/12/13

イノ

16
ダーウィンはミミズも研究してた。体調数ミリから数メートルまで、世界各地の島々のミミズを探していく。細かな見分け方や捕まえ方や実験内容が研究者らしく見識に溢れている。が、さすがに細かすぎて詳しすぎてそこまで興味は持てなかった2016/06/04

しんしん

9
世界各地や島などを訪問しながら現地のミミズを採取して調査していく。 インターネットもDNA調査もない時代であちこちに未同定の種が存在していて、人目に触れずに絶滅している。 土壌と生態系を支える基本の種であるミミズ。 ミミズの活動で土壌が年に1センチも盛り上げられることなど、僕たちの足元に未知で魅惑のミミズワールドが広がっていた。2016/04/12

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