内容説明
所有者に富と名声をもたらすと言われる伝説のルビー「マンダレーの夕日」。九・七カラットのこの最高級の大粒ルビーは、アカデミー賞女優、アラブの石油王、日本の土地成金、イギリスの男爵夫人など、様々な人の手を渡り歩いてきた。所有者の運命を翻弄する「マンダレーの夕日」に秘められた野望と愛憎、そして復讐とは―?既成の小説の枠を打ち破る壮大なスケール。稀代のストーリーテラーが描き出す、読み始めたら止められない魔性のロマン。
著者等紹介
祐未みらの[ユミミラノ]
1962年東京生まれ。早稲田大学社会科学部卒。証券会社勤務、アメリカ留学、旅行代理店のシンガポール及び香港駐在員を経て、1993年に『緋の風―スカーレット・ウィンド』で第11回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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