内容説明
金砕棒、毛抜形太刀、飄石、鼻捻…。多様極まる日本の武器カタログ。
目次
第1章 打ち・叩き・割る武器
第2章 突き刺し・薙ぎ斬る武器
第3章 刃で斬り・切っ先で突く武器
第4章 投げつける武器
第5章 発射装置で矢を射る武器
第6章 火薬で弾丸を撃ち込む武器
第7章 忍具―忍術に用いる武器と道具
第8章 捕物道具―犯罪者を取り押える用具
第9章 鎧兜―防具のかたちと変遷
付録
著者等紹介
戸部民夫[トベタミオ]
1947年、群馬県生まれ。法政大学卒業。美術関係出版社勤務後、作家に。現在、著作活動のほか、新聞や雑誌の取材執筆活動にも意欲的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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おMP夫人
9
近世までの日本史上で、実戦で使われていたとされる武器類が、叩く・突く・斬る・投げる・撃つ等、使用方法によってジャンル分けされ(果ては捕物で使われる縄や鎧兜まで)種類豊富に紹介されています。基本的にそれぞれ1ページほどの紹介ですが、詳細なイラストが添えられているのでどのようなものだったのかは理解できます。武器に詳しくない私には初めて知る物も多く、とても新鮮に読むことができました。ただ、ちょっと詳しくなってしまったので、今後は半端な時代劇を見たときにツッコミをいれてしまうようになってしまうかもしれません。2012/07/31
HITO
0
久々に手に取った一冊。歴史映画観たりすると,たまに読みたくなる。古代の武器から忍具まで,多種多様にラインナップ。やはり面白い。2017/07/08
ゴジラ 芹沢
0
もう少し戦場での運用を知りたい。2015/04/09
HITO
0
「武器と防具 日本編」を薄くしたような本。日本の武器武具を概説的に知りたい人向け。2014/10/28
Humbaba
0
日本の武具といえば日本刀が有名だが,それ以外にも日本にはさまざまな武器がある.2009/11/06