出版社内容情報
海外で注目を浴びたトレイルランニング書の日本語版。特に「ウルトラマラソン」に関する専門書は少ないだけに、日本の多くのランナーのヒントになること間違いなしです。
内容説明
トレーニングの進め方から、水分・栄養補給、ギア選び、暑熱やケガ対応、レースや用便についてまで、すべてを網羅!ウルトラ初の超実践的トレーニング本。
目次
ウルトラマラソンに挑戦!
ウルトラマラソントレーニングを構成する要素
コースの特質に合わせたトレーニング
トレーニングプランの使い方
50km、50マイル、100kmレースのトレーニング
100マイルレースのトレーニング
トレイルランニングの基礎
水分補給と電解質について
ウルトラの栄養摂取について
ケガ、故障への対応について
ギアの準備
レースを走る
ランニングをとりまくコンディション
ウルトラランニングのコミュニティ
著者等紹介
パウエル,ブライアン[パウエル,ブライアン] [Powell,Bryon]
1992年、ハイスクールのクロスカントリーチームに入部して以来、トレイルランニングを愛してきた。2007年の10月にウェブサイトiRunFar.com.を立ち上げた。2009年5月には、トレイルランニングとウルトラランニングの世界を広げることに専念すべく、弁護士の職から離れた
篠原美穂[シノハラミホ]
慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むーちゃん
96
練習、練習、距離、練習。まずは私はここから。ロードシーズン終了したら、月1トレイルレース、月1トレイル練習を実行したい。 2019/10/15
Roti
8
アメリカ人のウルトラマラソン・ランナーが執筆し、他のエリートランナーのブログに記載されている文章を交えて、ウルトラ&トレイルランニングの魅力と参加し、完走するためのノウハウを網羅的に記述する。技術的とまでは言い難いが、アメリカの長距離マラソンがどんなものか、どのようにトレーニングすべきか等、初心者にはわかり易く書かれている。散りばめられたアメリカン・ジョークは面白くないが。長距離で特異性のあるレース(高地、沙漠等)が開催されているアメリカの環境がうらやましく思う。いつかはチャレンジしたい。2017/08/19
Humbaba
2
長距離を走ろるためには、日ごろの訓練が欠かすことのできないものである。どれだけ準備をしていてもうまくいかないことはあるし、様々な理由でうまくいかない時にはそこでリタイアするのも一つの有機ではある。しかし、しっかりとした準備がなければ成功がおぼつかないのは間違いない。本番と同じ距離を走っておくというのは難しいとしても、それなりの距離を走りこんでおかないと中盤から終盤にかけて走れなくなってしまうだけに終わる。2024/09/16
メガネねこ
2
★★★☆☆おさらい的にウルトラレース対策のことが学べた。体験者ならうなづける事柄が網羅されている。これからチャレンジする人の指南書にはなると思う。2018/07/09
Mirunovic
2
題名どおり“ガイド”の色が濃く、トレーニングのノウハウよりもどのような世界観なのかに多くのページが割かれている印象です。 文中にも触れられていますが、正直ネットの情報や実走されているランナーのお話のほうが実りが多いと思います。 このような本が出版される事にはプラスの印象は持てますが、未走の方に向けた内容で、これだけではコンプリートとまでは言えないかなぁ…。 2017/06/08