首都襲撃

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首都襲撃

  • 高嶋 哲夫【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569855264
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

その日、東京は戦場になった……。
『官邸襲撃』の著者が描く、衝撃のクライシス小説第二弾。

夏目明日香は、一年前の官邸襲撃事件のトラウマを抱えつつも、総理付きSPとして復帰した。一方、総理の新崎は、欧米で立て続けに起きたテロ事件に対抗し、〈テロ撲滅世界会議〉を東京で開催すると宣言。しかしその結果、東京がテロの標的となることに。そんな中、六本木で最初の爆発事件が起きた……。さらに国際会議を守るべく奮闘する明日香たちの作戦はテログループに漏れ、対策は後手に回り続ける。裏切り者は誰なのか? そして会議の開催の行方は!?

本当に日本は安全なのか、安全保障対策は万全なのかをあらためて問いかける、首都・東京の危機を描いた傑作長編。

内容説明

本当に日本は「安全な国」なのか?改めて問いかける衝撃作!夏目明日香は、一年前の官邸襲劇事件のトラウマを抱えつつも、総理付きSPとして復帰した。一方、総理の新崎は、欧米で立て続けに起きたテロ事件に対抗し、“テロ撲滅世界会議”を東京で開催すると宣言。しかしその結果、東京がテロの標的として狙われることに。そんな中、六本木で最初の爆破事件が起きた…。さらに国際会議を守るべく奮闘する明日香たちの作戦はテログループに漏れ、対策は後手に回り続ける。裏切り者は誰なのか?そして会議の開催の行方は!?首都・東京の危機を描く傑作長編。

著者等紹介

高嶋哲夫[タカシマテツオ]
1949年、岡山県生まれ。慶應義塾大学工学部卒。同大学院修士課程修了。日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。1979年日本原子力学会技術賞を受賞。94年、『メルトダウン』(講談社)で小説現代推理新人賞、99年、『イントゥルーダー』(文藝春秋)でサントリーミステリー大賞・読者賞、2017年、『福島第二原発の奇跡』(PHP研究所)でエネルギーフォーラム賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みも

87
『官邸襲撃』続編。今作の人物造形や人間関係が前作に依拠するところが多く、やはり前作読了がベター。全編に亘る「テロには絶対屈しない」とのメッセージが作品の基軸。プロットはよく練られているが、いかんせん大風呂敷を広げすぎた。主人公の女性SPがテロリストに対し引金を引く事に躊躇する一方、テロが頻発し過ぎる為、死傷者は人の血の通わない数字に過ぎなくなる。その為、どんな惨状も表層的になりリアリティに欠け感動には至らず。せめて最後のスピーチは全文掲載にすべきだった。このスピーチ内容が感動を生むか否かの肝だったと思う。2023/12/07

ゆみねこ

70
世界中で立て続けに起きたテロ事件に対抗し[テロ撲滅世界会議]を東京で開催することに。その結果東京がテロの標的として狙われることに。都内のあちこちで爆破事件が起こり会議の目玉として招かれていた元少女兵母子の命が狙われることに。命を投げ出すことに躊躇いのないイスラム過激派と、彼らを支援する日本人。そして黒幕は…。とにかく人が大勢犠牲になる。こんな事態が起こらないことを願いつつ読了。ハラハラドキドキの1冊。2024/02/07

ウッディ

62
テロ撲滅を宣言するための首脳会談が行われる予定の東京で、イスラム過激派、日本赤軍の残党、米大統領の暗殺を企てる勢力が手を組み、爆弾テロを仕掛けてくる。警察は一体何をしているのかと言いたくなるほど、東京のあちこちで次々と爆弾テロが起こり、スナイパーがVIPを狙うという異常事態に、現実味を感じない自分は、平和ボケしているだけなのか?総理SPの明日香の活躍と、総理の責任を果たそうとする新崎、サプライズゲストのマリナとエリーゼなど、女性の活躍と格好良さが際立ったお話で、ツッコミ所は多いが、読み応えがありました。2024/02/14

PEN-F

42
差別のない世界を夢見ながらも、一向に差別が無くならない世界なのに、テロだけはいつも無差別。2023/10/03

ren5000

31
「官邸襲撃」の続編なんだけどほぼ覚えてなかったけど問題なく読めました。首都東京がテロの標的となってあり得ないぐらいにドンパチしまくります。エンタメとしては面白かったけど一番あり得なかったのは正義の熱い総理大臣かな。こんな人日本で出てくる訳がないので残念ながら白けちゃったよ。2024/02/23

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