内容説明
西暦2001年より21世紀が始まる。新たに「何か」が始まりそうな期待を禁じえないが、現在の集積が未来を規定する。情報化社会の一層の進展は明らかであり、かつて遠い未来のことと思い描いていたことが予想を超えて早く訪れているにもかかわらず、私たちの振る舞いや考えはいまだに過去から自由になっているとはいい難い。特に学校教育の場においてはいまだに19世紀型の教授スタイルが幅をきかせている。今こそ過去からの呪縛を解き放ち、現在を問い直し、すぐそこまできた未来へと希望を託したい。
目次
第1部 21世紀の教育(教育方法探求の必然;教育改革の進行)
第2部 変わるメディアと学校(教育とメディア;学力・カリキュラム・授業 ほか)
第3部 情報化時代のリテラシー(情報化と学校;情報活用能力の育成)
第4部 グローバルに考え、ローカルに行動する(インターネットの拡がり;国際理解教育 ほか)