内容説明
水泳界のトレーニングやコンディショニングに対する概念を一変させた北島康介監修によるトレーニングヒストリー。レジェンドはいかにして世界の頂点を極め続けたのか―。
目次
1 田村尚之―二人三脚でともに歩んだ試行錯誤が、今日の水泳選手のトレーニングの礎に。
2 桑井太陽―北島選手の成長に私も追いつこうとして、結果的には彼に引っ張ってもらっていた。
3 小泉圭介―彼が水泳界にもたらしたさまざまな考え方や概念は、水泳界に限らず、スポーツ界において本当に偉大なもの。
4 鈴木岳.―水泳選手のトレーニングといえば、横になって行うものが主流。でも、僕が取り入れたのは立った状態で思い切り重力を感じる方法でした。
トレーナー座談会 「北島康介」を語り尽くす!
アナザーストーリー快泳の絆1 平井伯昌コーチ(日本代表ヘッドコーチ)―同じ夢を持って、みんなで戦っているという実感。「一緒に戦っているんだ」とあそこまで思わせる選手は、なかなかいない。
アナザーストーリー快泳の絆2 金岡恒治先生(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)―北島康介は、ただ強いだけではない、ただ泳ぐのが速いだけではない選手だった。
著者等紹介
北島康介[キタジマコウスケ]
1982年9月22日生まれ。東京都荒川区出身。文京区千駄木小‐文林中‐本郷高‐日本体育大。日本コカ・コーラ所属。専門種目は平泳ぎ。高校3年の2000年、シドニー五輪でオリンピック初出場を果たし、100mで4位入賞。2002年釜山アジア大会200mでは自身初の世界新記録を樹立。翌2003年バルセロナ世界選手権では100、200mともに世界新記録で優勝を飾り、世界のトップスイマーに君臨すると、2004年のアテネ五輪では平泳ぎ2種目を制してオリンピック王者へ
小泉圭介[コイズミケイスケ]
1971年、福井県生まれ。北陸高‐明治学院大‐東京衛生学園専門学校。早稲田大大学院スポーツ科学研究科修士課程修了。現在は東京スポーツレクリエーション専門学校専任教員、(株)パフォームベタージャパンテクニカルディレクター。競技経験は大学から社会人までアメリカンフットボール。水泳では水球日本代表(2006‐2007年)、競泳Jr日本代表(2007‐2008年)、競泳日本代表(2009~2015年)にトレーナーとして参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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