出版社内容情報
京都は古建築だけでなく近現代建築の宝庫だった! 辰野金吾、ヴォーリズ、前川國男、安藤忠雄……。現存する建築の見どころをひもとき、明治から現在までの日本の建築史を概観。
内容説明
寺社仏閣や庭園のイメージがある京都は、実は近現代建築の宝庫。日本の主要都市では珍しく空襲の大きな被害を受けておらず、明治以降の建築の流れがたどれる貴重な場所である。辰野金吾、伊東忠太、前川國男、村野藤吾、安藤忠雄、原広司など各時代トップクラスの建築家の作品が鑑賞できる贅沢な街なのだ。日本の近現代建築史を概観しながら、京都の新たな魅力を再発見。京都を代表する13の建築に焦点を当て、その見どころ、建築家のエピソードをひもとく。
目次
第1章 京都国立博物館明治古都館(旧帝国京都博物館本館)
第2章 京都文化博物館別館(旧日本銀行京都支店)
第3章 本願寺伝道院(旧真宗信徒生命保険株式会社本館)
第4章 京都府立図書館
第5章 東華菜館本店
第6章 ウェスティン都ホテル京都(旧都ホテル)
第7章 京都タワービル
第8章 国立京都国際会館
著者等紹介
倉方俊輔[クラカタシュンスケ]
1971年東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学大学院修了後、伊東忠太の研究で博士(工学)を取得。現在、大阪市立大学准教授。専門は日本近現代建築史。研究や執筆の他、日本最大の建築公開イベント「イケフェス大阪」の実行委員会委員を務めるなど、建築の魅力的な価値を社会に発信する活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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