出版社内容情報
民俗学が田舎の風習を調べるだけの学問というのは誤解だ。
キャンパスの七不思議やわが家のルール、喫茶店モーニングやB級グルメといった現代の日常も、
民俗学の視点で探ることができる。
本書ではこれらの身近なものをヴァナキュラーと呼んで〈現代民俗学〉の研究対象とした。
発祥の経緯やその後の広がりを、数々のユニークなフィールドワークで明らかにする。
内容説明
民俗学が田舎の風習を調べるだけの学問というのは誤解だ。キャンパスの七不思議やわが家のルール、喫茶店モーニングやB級グルメといった現代の日常も、民俗学の視点で探ることができる。本書ではこれらの身近なものをヴァナキュラーと呼んで“現代民俗学”の研究対象とした。発祥の経緯やその後の広がりを、数々のユニークなフィールドワークで明らかにする。
目次
ヴァナキュラーとは“俗”である
第1部 身近なヴァナキュラー(知られざる「家庭の中のヴァナキュラー」;キャンパスのヴァナキュラー;働く人たちのヴァナキュラー)
第2部 ローカルとグローバル(喫茶店モーニング習慣の謎;B級グルメはどこから来たか?;水の上で暮らす人びと;宗教的ヴァナキュラー)
著者等紹介
島村恭則[シマムラタカノリ]
1967年東京生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。博士(文学)。現在、関西学院大学社会学部・大学院社会学研究科教授、世界民俗学研究センター長。専門は、現代民俗学、民俗学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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