平凡社新書<br> 自民党という病

個数:
電子版価格
¥814
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

平凡社新書
自民党という病

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月29日 03時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 311p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858976
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

数々の闇取引や裏工作、そして安倍一強体制の行方。永田町の生き字引的存在である平野貞夫氏が佐高信氏を相手に語る政界秘史。

《目次》
はじめに 佐高信
第一章 安倍首相を内乱予備罪で告発する
告発の真相/大島衆院議長、異例の所感表明/暴政に抵抗する権利
告発の裏側で/新しい民主運動/自由民権運動の基本に帰れ
教育勅語こそ日本人の自立心欠如の根本/国権と民権の視点で眺める
議会政治の原点、原敬/本物の右翼とエセ右翼を分けるもの/自民党の保守本流が死んだ
北朝鮮問題の解決が一番の抑止力/小泉進次郎は指導者の器か

第二章 自民党に巣食う病根
岸信介の資金づくり/CIA資金の自民党流入説/国家戦略特区は満州国方式
資金的にも岸に先祖返り/森友問題の責任/「応援演説」にきた麻生
麻生太郎は政治家として不適切/河野一郎という病根/ポッカレモン事件
河野一郎が生んだ政商・小針暦二/河野ファミリー利権/“名議長”河野謙三の実体
土性骨の据わっていないハト派、河野洋平

第三章 保守本流とは何か
椎名裁定の裏側/宏池会の会長争奪戦/保守本流のスピリット/安岡正篤というプリズム
憲法を遵守しないという病根/保守本流の責任/宮沢喜一の限界
自民党は集団的な慢性虚言症

第四章 ロッキード事件秘録
誰が田中角栄を葬ったのか/「クリーン三木」の正体
児玉誉士夫の証人喚問をめぐる謀略/児玉に打たれた全身麻酔
アメリカから飛んできた矢/保守本流と亜流の争い
昭和天皇の密命を受けていた前尾議長/児玉誉士夫と渡邉恒雄
政治家の金玉を握るナベツネ/中曽根政権時にあった首相案件

第五章 自民党の利権を解剖する──リクルート事件、佐川急便事件
国鉄の分割民営化は利権の再分配/土佐勤王党と水戸天狗党の争い
郵政の民営化は小泉・野中戦争/リクルート事件の核心はNTT
逮捕許諾が出る寸前だった中曽根/東大法学部出身の政治家は逮捕されない?
瀬島龍三への抵抗感/佐川急便事件と経世会の分裂
「自分と金丸は綺麗ごとで済まないくらい汚れている」/金丸信との縁
企業献金という病根/政治家を支える女性たち/機密費という病根
「官邸の中に北朝鮮のエージェントがいる」/社会党にも機密費は流れた
土井たか子議長誕生秘話/談合クーデターで成立した森政権/青木幹雄の?
懲罰動議を食らう/憲法を踏みにじっても鈍感な人々

第六章 公明党・創価学会という病
創価学会に強い議員が自民党を支配する/政教分離違反が継続
特高警察と創価学会の蜜月/選挙は創価学会の布教戦略の手段
創価学会と親密なのは岸・安倍一派/平野貞夫と公明党との出会い/公明党を彩る面々
市川雄一との初対面/消費税賛成で変質した公明党
消費税成立の見返りに公明党が望んだ法律/当選確実で「創価学会のおかげです」
池田名誉会長が評価した小沢・秋谷会談/「密会ビデオ問題」というアキレス腱
日本版ペコラ委員会構想/天ぷら屋美人女将事件
公明党・創価学会は権力にすり寄るしかない/神崎武法元代表のエッチ事件
自自連立は公明党を引き込むための座布団/幻の加藤政権
加藤政権が幻となってから自民党が曲がっていく

おわりに 平野貞夫



佐高 信[サタカ マコト]
著・文・その他

平野 貞夫[ヒラノ サダオ]
著・文・その他

内容説明

安倍首相は権力を私物化するために破憲活動を強行しつつある―。安倍首相を「内乱予備罪」で刑事告発した平野貞夫と百戦錬磨の論客・佐高信が、数々の政界秘史を取り上げながら、自民党という病理にメスを入れる。自民党に巣食う病とは一体何か?安倍「壊憲」を一刀両断する。

目次

第1章 安倍首相を内乱予備罪で告発する
第2章 自民党に巣食う病根
第3章 保守本流とは何か
第4章 ロッキード事件秘録
第5章 自民党の利権を解剖する―リクルート事件、佐川急便事件
第6章 公明党・創価学会という病

著者等紹介

佐高信[サタカマコト]
1945年山形県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。評論家。高校教師、経済誌編集長を経て執筆活動に入る

平野貞夫[ヒラノサダオ]
1935年高知県生まれ。法政大学大学院政治学専攻修士課程修了。60年衆議院事務局に入り、副議長秘書、議長秘書、委員部長などを務める。92年参議院議員に当選し、小沢一郎と行動を共にする。2004年議員を引退し、執筆活動に入る。「日本一新の会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

22
辛口評論家と国会の裏を知悉する元参院議員の対談。平野貞夫は自民党宏池会のリーダーだった前尾繁三郎元衆院議長の秘書を務めた。宏池会は護憲派であり、自民党に一定の勢力を保つことで改憲派を牽制し、極端な右傾化を抑止してきた。小渕恵三が急逝し、次のリーダーと目されていた加藤紘一の梯子が外され、清和会から森喜朗が名乗り出て首相になった。2000年代以降は加藤の乱の失敗により、自民党が新自由主義と新保守主義の立場を取り、極右化していく。ハト派の宏池会が衰退し、一部の利権優先で腐敗していく自民党の正体が分かる。2021/10/29

matsu

7
安倍晋三の政治資金のことや、経世会の分裂など、随所に面白いエピソードがあるが、どこまで信じられるのかは微妙。 話半分で飲み屋の会話を隣で聞いている楽しさはある。2019/02/02

代理

2
どこまで信じていいのやら…。文章が下品すぎて読んでてキツイ。相手の出身地で人間性を決めつけるの普通に気持ち悪いと思う2021/11/23

Akio Kudo

1
★★★★★ 議員のスキャンダルなどここまで書いていいのかという話が飛び出てくる。今の議員を見ると、本当に問題解決能力が無いなと絶望的になる。2019/02/14

Chisaka

0
政治評論家の佐高信と秘書から議員になった平野貞夫の対談形式で、色んな過去のテーマから自民党がなんなのかを解き明かす本。次回選挙の当選や自分の利益しか考えてないと思われる話、結局いつも他人主義と思われる政策などなど。ロッキード事件の裏側の話が面白かった。2022/04/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13202473
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。