出版社内容情報
知らなかった縄文文化に、気づかなかった価値を見出し、現代社会で生きる生活に活かすような多種多様な文化現象を積極的に評価する熱論。
内容説明
21世紀に入り縄文文化への一般の人々の関心が高まっている。縄文ファンの活動は、考古学者の予想を超えて拡大し、多様化している。そうした「知らなかった縄文文化(のモノ)に、気づかなかった価値を見出し、現代社会に生きる私たちの生活に活かす、多種多様な文化現象」を「縄文ルネサンス」と名づけ、積極的に評価・肯定する熱論。
目次
第1章 土の中から出てきた縄文文化
第2章 変転する縄文イメージ
第3章 縄文ルネサンスの到来
第4章 縄文を活かして現代社会を変える
第5章 縄文と現代アートの交錯
第6章 ポピュラーカルチャーと海外発信
第7章 縄文文化の未来へ
著者等紹介
古谷嘉章[フルヤヨシアキ]
1956年東京生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(学術)。九州大学大学院比較社会文化研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
71
縄文ルネサンスとは、知らなかった縄文文化に気づかなかった価値を見出し、現代社会で生きる私たちの生活に活かす多種多様な現象の総称と提唱する。国宝の縄文土器・土偶も1995年以降に認定され、21世紀になり徐々に注目され、2009年大英博物館と東京国立博物館での土偶展でブームとなり、2021年北海道・北東北の縄文遺跡群は世界文化遺産に登録の見込み。その他にも火焔型土器の信濃川流域、茅野市の中央高地の3つの地域圏を中心に多くの文化プロジェクトが開催されている。日本社会の未来に向けて文化の断続を考察し稿を終える。2020/02/29
takao
1
ローカルな文化2021/02/27
ぱぴぷぺぽ
0
***2023/10/05
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- 和書
- 上代語の表現と構文