出版社内容情報
東京會舘和食調理長を務めるかたわら江戸料理の研究などでも活躍の著者が、伝統的な関東のおせち料理の作り方を実演写真とともに解説する。日本の文化を象徴する五節句料理もあわせて紹介。
内容説明
「江戸の名工」が作る、老舗に引き継がれた関東のおせち、四季折々の節句料理を紹介。日本の伝統を料理で繙く。
目次
日本料理と五節句
めでたさを重ねる
壱の重
蒲鉾
重箱の詰め方
重箱に詰める
弐の重
参の重
与の重
季を愛でる節句料理
匠の技を知る
家庭で作るための調理法
『東京會舘 おせちと節句料理』発刊に寄せて
著者等紹介
鈴木直登[スズキナオト]
昭和28年新潟県生まれ。東京會舘和食総料理長/東京會舘クッキングスクール講師/学校法人後藤学園武蔵野調理師専門学校特別講師/学校法人誠心学園東京誠心調理師専門学校特別講師/西東京調理師専門学校特別講師/学校法人赤堀学園赤堀栄養専門学校非常勤講師/日本クッキングスクール特別講師/ラブニール国際K・Hカレッジ日本料理講師。平成21年度東京都優秀技能者「江戸の名工」受賞。上記の業務の他、企業の料理監修をはじめ、日本料理界の重鎮として活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
302
著者(お料理も)の鈴木直登氏は東京會舘和食総料理長。おせちと節句料理を自ら腕をふるって紹介する。いずれも色鮮やかな写真とレシピ付き。日本料理はやはりまずは目で賞翫するものである。おせちは、各地それぞれだろうが、ここは東京風なのだろうと思う。壱の重、弐の重、参の重のそれぞれは凝りに凝っている。相当に時間と手間暇とが傾けられていそうだ。百合根巾着を一つ作るだけでもたいへんである。私が家で食べるのは関西風なのだが、やはりあれこれと違いがある。食材では長呂儀(ちょろぎ)などは錦市場などでもあまり見かけない。⇒2024/01/07




