現代産業選書
企業経営に資する知的財産―技術力、知財力、人間力で創造する

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784806529767
  • NDC分類 336
  • Cコード C2030

出版社内容情報

企業経営に資する知的財産のマネジメントを解説した本書は、知財実務家はもちろん、経営者や管理者の方にも必読の内容です。 企業経営においては、知的財産を自社の重要な経営資源・競争軸と位置づけて対応することが必要不可欠であるります。そして、いわゆる、企業経営に資する知的財産は、質の良い知的財産と具体的な戦略及び人材の存在によって実効性が確認されるのが実情であり、?知的財産リストを管理するのではなく企業経営に資する知的財産管理を考慮し、?知的財産経営に関し把握・整理し、?知的財産経営に関する論点(知的財産の位置づけ、知的財産ポリシー等)を整理し、?事業形態(ビジネスモデル)についての知的財産の取得・活用戦略を整理し、?知的財産経営の組み立て・知的財産ポリシーを策定する等であります。要は、企業経営に資する知的財産のポイントは、「技術力」、「知財力」、「人間力」であり、本書は、このような認識のもとに編集されております。
 企業経営に資する知的財産のマネジメントを解説した本書は、知財実務家はもちろん、経営者や管理者の方にも必読の内容となっております。

はしがき

事例・実証編

第1章 科学・技術、特許と人間力
 第1節 自然科学と技術の相互共鳴
 第2節 歴史に見る技術開発の源泉
 第3節 特許・知的財産マネジメントと事業化

第2章 技術力、特許力の把握
 第1節 把握しにくい資産としての技術・特許
 第2節 特許属性データによる技術の質的価値の把握
 第3節 特許と研究開発の経営へのインパクト
 第4節 知的財産評価の意味と本質
 第5節 技術評価における課題

第3章 M&Aと技術開発力
 第1節 M&Aの動向
 第2節 M&Aの経営的意義と効果分析
 第3節 M&Aと研究開発効率

第4章 特許・知的財産制度の経済学
 第1節 特許制度と企業経営・マクロ経済
 第2節 特許保護指数と研究開発・経済分析
 第3節 知的財産保護と国際貿易
 第4節 対外直接投資と知的財産制度
 第5節 知的財産制度と経済成長


理論体系編

第5章 知的財産の位置付け
 第1節 企業経営における知的財産の位置付け
 第2節 企業経営におけるノウハウの位置付け
 第3節 特許出願かノウハウキープか
 第4節 オープンイノベーション下におけるノウハウの活用
 第5節 共同研究開発の成果に関する知的財産問題

第6章 知的財産の機能
 第1節 企業経営における知的財産の機能
 第2節 企業経営における知的財産の機能の活用
 第3節 知的財産契約における戦略の創り込み
 第4節 知財ベンチャーの起業課題
 第5節 オープンイノベーションと知的財産契約
 第6節 特許の活用と独占禁止法

第7章 知的財産契約
 第1節 企業経営における知的財産契約・戦略の考え方
 第2節 特許実施契約活性化の課題
 第3節 特許ライセンス契約の多様な展開
 第4節 特許実施契約における黙示的実施権
 第5節 特許実施契約における許諾者の留意事項
 第6節 特許実施契約の三分法による見える化

第8章 企業経営に資する知的財産
 第1節 企業経営に資する知的財産のあり方
 第2節 特許実施契約における改良技術の取扱い問題
 第3節 知的財産活用と法的リスクマネジメント
 第4節 知的財産経営の設計
 第5節 企業経営に資する知的財産

石田 正泰[イシダマサヤス]
青山学院大学法学部特別招聘教授。
 凸版印刷(株)専務取締役(法務本部長兼広報本部長、知財専門子会社社長)、(一社)日本経済団体連合会 知的財産部会長、(一財)経済産業調査会評議員(現在監事)、東京理科大学専門職大学院研究科長・知的財産戦略専攻教授等を歴任。日本大学法学修士・商学修士、中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。主な著書に「企業経営における知的財産活用論」など、書籍多数。

石井 康之[イシイヤスユキ]
東京理科大学大学院MIP教授。
 1974年一橋大学経済学部卒業後、東京海上火災保険?入社。?知的財産研究所、?東京海上研究所に出向し主席研究員などを歴任。2005年専修大学経済学研究科(計量経済修士)修了。2005年より東京理科大学大学院MIP教授。2012年東北大学工学研究科博士後期課程修了(工学博士)。著書に『アーリーステ
ージ知財の価値評価と価格設定』(監訳、中央経済社)、『知的財産の経済・経営分析入門』(白桃書房)など、書籍・論文多数。

内容説明

企業経営に資する知的財産の真髄を求めて。

目次

事例・実証編(科学・技術、特許と人間力;技術力、特許力の把握;M&Aと技術開発力;特許・知的財産制度の経済学)
理論体系編(知的財産の位置付け;知的財産の機能;知的財産契約;企業経営に資する知的財産)

著者等紹介

石田正泰[イシダマサヤス]
青山学院大学法学部特別招聘教授。凸版印刷(株)専務取締役(法務本部長兼広報本部長、知財専門子会社社長)、(一社)日本経済団体連合会知的財産部会長、(一財)経済産業調査会評議員(現在監事)、東京理科大学専門職大学院研究科長・知的財産戦略専攻教授等を歴任。日本大学法学修士・商学修士、中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学

石井康之[イシイヤスユキ]
東京理科大学大学院MIP教授。1974年一橋大学経済学部卒業後、東京海上火災保険(株)入社。(財)知的財産研究所、(株)東京海上研究所に出向し主席研究員などを歴任。2005年専修大学経済学研究科(計量経済修士)修了。2005年より東京理科大学大学院MIP教授。2012年東北大学工学研究科博士後期課程修了(工学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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