暮らしのイギリス史―王侯から庶民まで

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  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757142923
  • NDC分類 383.9
  • Cコード C0022

出版社内容情報

生老病死、起床から就寝、食事から排泄など、日々の風景の中世以来の変遷をたどる。壁の向こうで繰り広げられるイギリス生活史。

生老病死、起床から就寝、食事から排泄……。一見、代わり映えのない日々の風景も、中世以来の生活の変遷をたどると、人間の営みの大きな歴史が浮かび上がる。
歴史史料のみならず、著者自ら初期水洗トイレの復元やウィリアム・モリスの版木による壁紙の印刷を体験するなど、臨場感あふれるイギリス生活史が描かれる。

第1部 寝室の歴史
    ベッド/出産/下着/クロゼット/病気/セックス/妊娠/国王の寝室など
第2部 浴室の歴史
    入浴/浴室/歯磨き/整髪/化粧/便所/落し紙/月経など
第3部 居間の歴史
    寛ぎ/過剰装飾/暖房と照明/召使い/掃除/儀礼/歓待/恋愛/葬儀など
第4部 台所の歴史
    調理人/悪臭/料理/冷蔵庫/嗜好品/食事作法/酩酊/皿洗いなど

【著者紹介】
1974年生まれ。イギリスの主要な王宮を管理するヒストリック・ロイヤル・パレスの主席学芸員。テレビの歴史番組を監修・出演するなど、イギリスで注目される歴史家。

内容説明

起きてから寝るまで、生まれてから死ぬまで、人々はどのような日常を送っていたのか。中世から現代にいたる変遷を描く優雅でユーモラスなイギリス生活史。

目次

第1部 寝室の歴史―なぜ見知らぬ者同士が同じベッドで寝たのか?(ベッドの歴史;出産;授乳;下着;クロゼット;病気;セックス;妊娠;性癖;性病;夜着;国王の心室;睡眠;暗殺)
第2部 浴室の歴史―なぜ水洗便所は開発から普及まで二百五十年もかかったのか?(浴室の衰退;入浴復活;浴室誕生;歯磨き;整髪;化粧;便所;水洗便所;落し紙;月経)
第3部 居間の歴史―なぜランプ磨きは召使たちに嫌われたのか?(寛ぎ;過剰装飾;暖房と照明;召使;掃除;儀礼;歓待;恋愛;葬儀)
第4部 台所の歴史―なぜ富裕者は果物に食指を動かさないのか?(調理人;台所;悪臭;料理;冷蔵庫;食事時間;嗜好品;食物;食事作法;ソース;酩酊;皿洗い)

著者等紹介

ワースリー,ルーシー[ワースリー,ルーシー][Worsley,Lucy]
ロンドン塔、ケンジントン宮殿、ハンプトン・コート宮殿など、主要な王宮を監督管理するヒストリック・ロイヤル・パレスの主席学芸員、歴史家。数多くの歴史教養番組を監修、主演し、もっとも声望にとむパーソナリティでもある。オックスフォード大学で歴史学を専攻し、サセックス大学より博士号(美術史)を授与される

中島俊郎[ナカジマトシロウ]
甲南大学文学部教授。専門は英文学

玉井史絵[タマイフミエ]
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部教授。専門は英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

16
寝室、浴室、居間、台所…人々が生活する「暮らし」に焦点を当てた英国史。披露される様々なエピソードや雑学の豊富さと細かさに少しずつしか読めませんでしたが、興味深い内容が多かったので楽しく読めました。とりあえず、人間は少しずつでも前に進んで、健康で文化的で衛生的で安楽な生活を求めて自分のものにしてきたのだなということが分かった気がしました。いま現在の私たちの生活も、100年後の人々にはさぞかしアレなものとして受け止められるのでしょうね。面白かったです。2015/05/27

きりぱい

15
エリザベス女王の禁断の可動式室内便器を使った侯爵が!とか、メアリー一世の想像妊娠のおかげで・・とか、特にヘンリー八世周りのチューダー朝のエピソードが多いように思ったけれど、有用というより変なところばかり引用されているピープスの日記など、以降エドワード朝まで、生活のテーマごとに展開も分かりやすい。やはり生理的欲求に触れる寝室と浴室の歴史が面白かった。著者は王宮を監督管理するヒストリック・ロイヤル・パレスの主席学芸員だそうで、実際これらの内容を動きで体現したような歴史番組を持っているのがホームページでわかる。2013/03/03

はる

11
図書館本。寝室の歴史、浴室の歴史、居間の歴史、台所の歴史という目次ですすむ。何人で寝るの巨大なベッド!やら、風呂に入らない時代の歴史とか、薪オーブンにとろ火用ストーブ、駆け足だけれども知らなかったことがたくさんで面白い。あとは図版がもっとあれば良いのに。王様もお貴族さまたちも結構たいへんだな。2017/04/01

白玉あずき

8
フフフ これでヒストリカル・ロマンを読んだ時に、色々突っ込みを入れることができるぞ。王侯・貴族と言えど、まったくうらやましくない生活ぶり。お手頃なエネルギー(石油など)と科学技術の発達のおかげで、フツーの人でも衛生的な生活と、余暇を楽しむことができる夢のような人生を送れます。この時代に生まれて良かったよ。英国総人口の三分の一が「奉公人」だった時代があったのか・・・・・富と権力の偏在がすごいなあ。住み込みの奉公って、口減らし程度の給金みたいだ。雑学知識が増えて楽しいです。2013/04/29

メルセ・ひすい

8
非常にユニークだが分りやすい。西欧の中世の雰囲気がにじみ出ている。壁の向こうで繰り広げられるふだんの暮らしを覗いてみたら…。起床から就寝まで、生まれてから死ぬまで、人々はどんな日常を送っていたのか。中世から現代にいたる変遷を描く優雅でユーモラスなイギリス生活史。2013/02/21

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