還暦後の40年―データで読み解く、ほんとうの「これから」

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還暦後の40年―データで読み解く、ほんとうの「これから」

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  • サイズ 46判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582824957
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

認知症1100万人超、2人に1人はがん、2000万円の老後資金。もはや長生きはリスクですが、実は、還暦世代の老後はもっと明るいのです。本書は、データによって本当の老後を描きます。

内容説明

いま還暦である人たちは、20年後、30年後には、どのような生活をしているのでしょうか。この疑問が、本書の導きの糸です。「高齢化」については、すでにさまざまな分析や出版物があります。しかし、「健康寿命」などの用語についての誤解や、統計数値の読み間違いが混じっているものが多く、還暦を迎えた人たちに、無用の不安や諦念をいだかせてしまっているのが現状です。本書では、そうした誤解や勘違いを正し、先の疑問に答えを出しました。

目次

第1部 還暦後を読み解く七つの視点(私たちは平均寿命でこの世を去るのか?;2人に1人はがんになるのか?;健康寿命を過ぎたら寝たきりの生活が待っているのか?;身体は衰える一方なのか?;身体の不調を抱えながら生きていくのか? ほか)
第2部 「還暦後」への新たな視点(60歳からの30年を健康面から展望してみる;新しい世界への切替えができるか;90年の人生を30年で区分してみる;今後の30年間で気になるいくつかの事柄)

著者等紹介

長澤光太郎[ナガサワコウタロウ]
1958年生まれ。三菱総合研究所常勤顧問。東京大学工学部卒、修士(土地経済学:ケンブリッジ大学)、博士(工学:東京大学)。三菱総合研究所にて社会資本、社会保障などの調査研究に従事。MRIリサーチアソシエイツ代表取締役社長、専務執行役員シンクタンク部門長などを経て現職

吉池由美子[ヨシイケユミコ]
三菱総合研究所人事部長。お茶の水女子大学文教育学部卒。三菱総合研究所にて主に高齢化社会、ヘルスケア分野の調査研究に従事。ヘルスケア&ウェルネス本部長、広報部長、シンクタンク部門統括室長等を経て現職

柏谷泰隆[カシタニヤスタカ]
1968年生まれ。三菱総合研究所ポリシー・コンサルティング部門統括轄室長。京都大学法学部卒、政策研究大学院大学博士課程単位取得、政策研究科修士。三菱総合研究所にて高齢化社会、ヘルスケア、人材の調査研究に従事。プラチナ社会センター長、経営企画部長等を経て現職

古場裕司[コバユウジ]
三菱総合研究所ヘルスケア&ウェルネス本部副本部長。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。三菱総合研究所にてヘルスケア、医療・介護の調査研究に従事。社会保障政策グループリーダー、ヘルスケア・ウェルネス産業グループリーダー等を経て現職

田上豊[タガミユタカ]
1959年生まれ。埼玉県立大学大学院教授、三菱総合研究所客員研究員。東京大学医学部保健学科卒、東京大学大学院医学系研究科修士および博士課程修了(保健学博士)。三菱総合研究所にて社会保障分野に係る調査研究に従事した後、2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

60
50歳になった時に、あの、フネさんと同い年になったんだと我ながら驚いた。昭和の頃の還暦は完全に「御年寄」だ。子供の頃の祖母は見た目も動きも「おばあちゃん」だった。還暦は最早「御年寄」ではなくなった。75歳になった母親も働いているし、頭も体もあの頃の祖母より10歳若い。今では医療も進んで癌で亡くなる事も減ったし、寝たきりになる事も介護保険制度によって防がれているし、認知症への知識も理解も随分広まった。人が普通に100年生きる、生きれる時代になったことをもっと真剣に受け止めなければならない。2023/03/17

おかむら

38
実際自分や友人たちが60歳になってみて、なんか親たちが60歳だった頃と比べて年寄り感がないよなあとは思ってたけど昔の60と今の60はやっぱり違うとデータで懇切丁寧に読み解いてくれます。そしてこの先意外とみんなわりかし元気なまま90歳までは生きちゃうらしいよ。人生あとまだ30年もあんのかと思うと、長い…、長いよ…。老後の不安材料、体力(健康寿命)や知力(認知症)やお金(年金で足りる?)に関しても案外楽観的なデータが示されるがホントにそんなに上手く行くかなー。大船に乗っちゃっていいかなー。2023/06/07

ともこ

31
タイトルより前に表紙のお茶の水博士に惹かれて図書館から借りた本。様々なデータをもとに、これまでの老人観の誤った思い込みを正している。「健康寿命」は厳密な健康をさし、自身で生活ができる「自立寿命」が大切。今、「自立寿命」は長く、介護を必要とする年月は短い。癌で亡くなる人より他の病気で亡くなる人が多く、早期発見により癌は治る病気。総じて、90才のクラス会では半数が出席できるという。なんとも勇気が湧く。「老後」だの「余生」などという言葉は吹き飛ばし、今を生きたいと思う。2025/04/11

yyrn

22
年金問題を筆頭に、高齢による認知症の進行やがんの増加、健康寿命との差など、高齢化社会の進展を不安視する情報があふれる中、それは少し違うと様々な公表データを使って、人生70年の時代から変わっていない日本人の思い込みを分かり易く正してくれる本。これで老後は安心!とまではならないが、だいぶ不安は解消してくれるので、漠然と不安を感じている人は読むと良いと思う。▼現在還暦前後の人(私や妻)の半数は90歳まで生きる/さらに90歳になっても現在の70歳台半ばの体力を保持している可能性が高い/健康寿命を過ぎても⇒2024/06/02

ほじゅどー

14
★★★データに基づく還暦後の新たなイメージは?昔と比べ老化は減速し、長寿化している。個人差はあるものの還暦後の60歳から90歳までの30年間、知力・体力はそれほど衰えずに健康で活動的に暮らすことは十分に可能。還暦は第二の青春となる。還暦世代の過半数が60歳から30年生きることに。昔のイメージで70代で弱って80代で死ぬだろう…とボーッと生きていると、気づいたら割と元気なままで90歳になってしまうかも!どうする?!2023/05/31

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