出版社内容情報
3.11以後、東アジアで求められる思想とは何か。韓国の歴史家・在日の思想家・日本の哲学者が、記憶を刻む土地を訪ね、忘却に抗する思想の鉱脈をつなぐ。
内容説明
福島・陝川・済州・沖縄―歴史に傷ついた土地を韓国の歴史家・在日の作家・日本の哲学者が踏査し論じる。
目次
序 再生か更生か―3・11以後が問うているもの
第1章 福島―二〇一一年一一月六日福島市にて
第2章 陝川とソウル―二〇一二年三月二五日陝川・ソウルにて
第3章 東京―二〇一二年五月二〇日東京大学(駒場)にて
第4章 済州島とソウル―二〇一二年九月一五日・一六日済州島・ソウルにて
第5章 沖縄―二〇一二年一二月二三日那覇市にて
著者等紹介
徐京植[ソキョンシク]
1951年、京都市生まれ。作家。現在、東京経済大学現代法学部教授
高橋哲哉[タカハシテツヤ]
1956年、福島県生まれ。哲学者。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授
韓洪九[ハンホング]
1959年、ソウル生まれ。歴史家。現在、韓国・聖公会大学校教養学部教授
李〓京[リリョンギョン]
立教大学大学院修了。現在、立教大学、東京外国語大学で非常勤講師
金英丸[キムヨンファン]
韓国・平和博物館事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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