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コロナ・ブックス
植田正治の世界

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  • サイズ B5判/ページ数 132p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582634341
  • NDC分類 740.21
  • Cコード C0072

内容説明

終生山陰の地に留まり、砂丘を舞台に数々の名作を生み出した世界的写真家・植田正治。「写真すること」に幸せを感じ、ひとりの「アマチュア」として撮り続けた、その自由自在な人生と作品―。

目次

植田調を知る10のキーワード(砂丘はホリゾント;月例コンテスト;パパとママとコドモたち;写真家集団;カメラ遍歴;オブジェ志向)
植田正治名作写真館(砂丘;子どもたち;遊びと実験;出雲)
出雲カメラ紀行
Fashion(舞台装置となった植田正治の「砂丘」;時代の先駆けとなったファッション写真)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nemuro

46
2008年2月のアメブロに「もう10年以上も前のこと。サッポロファクトリー・札幌市写真ライブラリーで開催されていた『植田正治写真展』で知った写真家」とあって本書は「2007年12月、狸小路4丁目、エイトビル地下の『旭屋書店札幌店』(惜しくも2009年1月閉店)にて『植田正治 小さい伝記』とともに購入」ともあった。1913年(大正2年)鳥取県境港市に生まれた植田正治。彼の写真は自由で独創的。懐かしさとそのインパクトに魅了される。ブログの結びは「いつか植田正治写真美術館を訪れたい」。思えば未だ実現していない。2022/10/21

石油監査人

16
この本は、昭和を代表する写真家である植田正治の生涯を、代表的な作品とともに綴ったものです。植田は、生誕地の鳥取県境港市を拠点に70年近く活動し、その前衛的な写真は、海外でも評価が高く、「Ueda-cho」(植田調)として知られています。特に、鳥取砂丘を舞台にした作品群は、今見ても、芸術的な完成度が高く、静かで不思議な懐かしさを感じさせます。個人的には、1980年代のパルコやタケオ・キクチのポスターが強く印象に残っています。そういえば、植田が福山雅治の写真の師匠であることも、この本を読んで思い出しました。2021/01/05

アコ

15
大学時代、写真専攻の友人から「好きなはず!」と強く薦められたことが植田正治との出会い。で、観たのが『砂丘モード』で、これ=植田正治というイメージはいまだにある。“舞台装置となった植田正治の「砂丘」”“旺盛な実験精神と洒落た遊び心で独自のスタイルを確立”(P90より)という世界観。さすがは安定のコロナ・ブックスで、なぜこのような写真を生み出したかがわかりよく書かれている。アンリ・ルソーに惹かれていることや暗室作業をこころから楽しんでいるという本人の語りに納得。アラーキーの飾りない評論がとてもよかった。2013/11/16

tom

14
植田正治という写真家については、名前は知っているけど、写真を楽しんだ記憶なし。でも、彼の娘が書いたこの本を読みながら、掲載されてる写真を見てると、なんだかとても楽しそうな気分になってきました。写真っていいなあとつくづく実感。植田正治そのものも恰好のいい爺様。こういう感じで年を取るということが羨ましい。彼の写真集を借りてきます。ところで、彼が晩年の朝食に自分で作っていたオートミールのおかゆ(最後に暖めた牛乳と蜂蜜をかける)、これを食べて、植田正治になったフリでもしてみようか。2014/06/03

月世界旅行したい

12
再読。発売日に購入して見た。非常におすすめ。2017/01/07

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