戦後日本の民主主義革命と主体性

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戦後日本の民主主義革命と主体性

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  • サイズ A5判/ページ数 402p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582454390
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C0030

内容説明

戦後革命という「未完のプロジェクト」は誰によってどのように担われるべきなのか。

目次

序論
第1章 戦後日本における民主主義革命の政治
第2章 文学とブルジョワ的主体
第3章 哲学とマルクス主義の空隙
第4章 近代的エートス
第5章 ナショナリズム
結論

著者等紹介

コシュマン,J.ヴィクター[コシュマン,J.ヴィクター][Koschmann,J.Victor]
1942年生まれ。国際基督教大学卒業。上智大学修士課程修了。1980年シカゴ大学大学院修了(Ph.D)。現在、コーネル大学歴史学部教授。専門は、日本思想史

葛西弘隆[カサイヒロタカ]
1969年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、同大学大学院政治学研究科修士課程修了。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学、博士(学術)。現在、津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授。専門は、政治学・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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てれまこし

6
社会構造や「歴史」に吸収されえない主体性。ラクラウとムフの正統マルクス主義批判を念頭に、戦後の主体性論争を読むと、その可能性と限界が見えてくるというもの。僕たちは多くを所与として受け入れる非決定によって、日常の中で主体性を消失する。しかし、非常事態において決定を迫らたときに主体性を取り戻す。主体は実体ではなく実践を通じて形成されるものであり、社会のタガが緩むときの選択の自由を前提とする。しかし、選択の重責を個人で背負いきれる者は少ない。ナショナリズムやメタヒストリーを通じて、主体性は再び全体に回収される。2018/10/28

壱萬参仟縁

1
民衆とか小市民。大塚史学とウェーバーの資本主義の精神(208ページ)。人間と資本主義の関係。国家の本質と国民の自主性の問題が重要(236ページ)。「国の進路を決めるのはあなたです」と選挙管理委員会が投票を呼び掛けているが、それでも棄権する人がいる。普通選挙の勝ち取った歴史を忘れてはならない。他に、丸山真男と福沢諭吉とフーコーとジンメルまで登場して、玉石混交で面白い第4章の近代的エートス。社交についての議論も興味深かった。民主主義は非効率だが、自由とか公平とか権利とか、市場主義では不可能な価値を追求できる。2012/12/07

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