内容説明
白川静の学問を専門家が分野ごとに解説する三冊の入門書。第二巻文学。七十年におよぶ白川静の学究生活は、中国の『詩経』と日本の『万葉集』の比較研究を志して始まった。そこから展開した神話や歌謡論など、様々な文学論を追う。
目次
第1部 中国古代の文学(中国の神話;『詩経』『楚辞』;民衆歌謡と詩と)
第2部 白川学における中国文学(白川静の中国神話論;白川静の『詩経』論;白川静の『楚辞』論;白川静の古代民衆歌謡論;白川静の自然詩人論)
第3部 白川学と日本文化と(白川静の万葉論;白川学における「訓」;白川静の古典論)
解題