出版社内容情報
日本地図の制作は、緯度一度分の長さを求める旅から始まった。五十歳から天文観測や測量術を学び、蝦夷地をめざしたその熱意。精密な地図は歴史にのこる傑作となった。伊能忠敬の物語。
内容説明
日本地図の制作は、緯度一度分の長さを求める旅から始まった。五十歳から天文観測や測量術を学び、蝦夷地をめざしたその熱意。精密な地図は歴史にのこる傑作となった。伊能忠敬の物語。
目次
1章 北へ旅立つ日
2章 星と算術がすきな少年
3章 伊能家の婿となる
4章 天明の大飢饉
5章 高橋至時に弟子入り
6章 緯度一度分の長さをもとめて
7章 奥州街道と蝦夷地への旅
8章 ラランデ天文書
9章 つばさを失くした鳥
10章 日本地図が完成した
著者等紹介
国松俊英[クニマツトシヒデ]
児童文学作家。東京都在住。日本児童文学者協会、日本野鳥の会会員。児童小説のほか、野鳥や自然、人物を取材したノンフィクションを書いている。『いまよみがえる縄文の都 三内丸山遺跡』(佼成出版)『スズメの大研究』(PHP研究所)で産経児童出版文化賞推薦賞、『トキよ未来へはばたけ』(くもん出版)で第7回福田清人賞受賞。2019年には、これまでの活動と研究書『ノンフィクション児童文学の力』(文溪堂)が評価され、第2回児童文芸ノンフィクション文学賞特別賞受賞
十々夜[トトヤ]
代表作に「アンティークFUGA」シリーズ(岩崎書店)、『妖怪道中膝栗毛』シリーズ(あかね書房)、近作に「波乱に満ちておもしろい!ストーリーで楽しむ伝記」シリーズ内(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。