C★NOVELS
竹人形殺人事件 (新装版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 328p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784125014333
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

浅見光彦の兄・陽一郎刑事局長は料亭の奥座敷で、越前大観音堂の用地取得に絡む不正について、地元の有力者から圧力を掛けられる。その場には、父が贈ったという竹人形を手にした女性も姿を見せ、窮地に追い込まれる陽一郎。兄の依頼により、事の真相を確かめるため秋の北陸路へと旅立った光彦は、竹細工師殺害事件に遭遇し容疑者として事件に巻き込まれてしまうのだった――。内田康夫作品史上、最も美しいラストのひとつ。

内容説明

浅見光彦の兄・陽一郎警察庁刑事局長は料亭の奥座敷で、越前大観音堂の用地取得に絡む不正に目をつむるよう福井県の有力者から頼まれる。その場に、若いとき陽一郎の父から贈られたという竹人形を手にした女性も姿を見せ、圧力を掛けられる。兄の依頼により、事の真相を確かめるため秋の北陸路へと旅立った光彦は、竹人形師殺害事件の容疑者として事件に巻き込まれてしまう―。内田康夫作品史上、最も美しいラストのひとつ。

著者等紹介

内田康夫[ウチダヤスオ]
東京都生まれ。1980年『死者の木霊』で衝撃的デビュー以後、長編推理小説を精力的に発表し、旅情ミステリーの第一人者となる。2007年には著作総発行部数が一億冊を超える。08年、ミステリー文学への多大な貢献が称えられ日本ミステリー文学大賞を受賞した。15年には、一般財団法人内田康夫財団を設立。16年4月、軽井沢に「浅見光彦記念館」オープン。18年3月他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おか

52
98歳の方が 自分はもう読んだからとくださる本の一冊。 竹人形というと 水上勉の越前竹人形 を思い出す。今作でもそうだが 私は本当にきちんと作られた竹人形を見たことがない。私が知っているのは 10㎝ほどのこけしに衣服?を着せた物(笑) そんな お家が一大事になるほどの豪華な竹人形は見たことがないので 想像もつかない。しかし 読みながら 物作りの大変さに触れ、あの 越前竹人形 を又読んでみたくなった2022/06/23

まり

9
図書館本。この本の登録するの、めちゃ探して大変だった、新装版の方が登録しやすいかと思ってけどそうでもなかったみたい…。今回も光彦が大活躍。さらに演技とはいえお母さんの上から皮肉も楽しかった。状況が二転三転していくのがスピード感もあり意外と複雑だったりもして飽きることなく読了。2022/06/10

都市

1
越前竹人形を初めて知った。福井県は営業の頃訪れた事があるが日帰りで帰ればならず、観光などままならなかった。 今思えば残念だ、只、帰りにカニ弁当を土産に帰ったのを思い出す。2025/03/17

るりねこ

1
魅惑的な竹人形。現実と想像の間で旅した気分。2022/06/25

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