内容説明
千年も生きるという大桜の下に、古い時代の着物を着た少女が立っている。香衣と糸子は、遠く昔に亡くなった少女のお骨探しをはじめた。―思い出して 青竜川の豊かな流れに見守られながら、少女たちは、忘れがたい、いとしい時をつむいでゆく。
著者等紹介
陣崎草子[ジンサキソウコ]
1977年、大阪府に生まれる。絵本作家、児童文学作家、歌人。大阪教育大学芸術専攻美術コース卒業。「草の上で愛を」(講談社)で第50回講談社児童文学新人賞佳作を受賞
萩岩睦美[ハギイワムツミ]
1962年、福岡県に生まれる。漫画家、イラストレーター、絵本作家。高校在学中にりぼん新人漫画賞佳作を受賞し、1978年『りぼん4月大増刊号』(集英社刊)で漫画家としてデビュー。以降、少女・女性漫画雑誌で活躍。北九州市のゆるキャラ「モモマルくん」のデザインなど、その活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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