出版社内容情報
銅版画家・山本容子にしか成しえない、画と句という二つの要素が交錯した新たな世界。見開きごとに展開される小さな銅版画と17文字の短い言葉、俳句。あとがきは著者が“宗匠”と敬う小説家、俳人の小林恭二氏が寄せている。
内容説明
銅版画家、山本容子が初めて挑む画と句が織りなす新たな世界。小説家/俳人、小林恭二氏のあとがきには句の解説も掲載。
著者等紹介
山本容子[ヤマモトヨウコ]
銅版画家。1952年生れ。京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。都会的で軽妙洒脱な色彩で、独自の銅版画の世界を確立。数多くの書籍の装丁、挿画を手がけるほか、絵画に音楽や詩を融合させるジャンルを超えたコラボレーションを展開。ライフワークの一つとして、医療現場での壁画制作、“ホスピタルアート”にも取り組む。幅広い分野で精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みよちゃん
7
画が好きで、でも山猫の句は、苦手だった。2022/10/28
遠い日
6
なんとも贅沢な山本容子さんの銅版画と俳句のコラボ集。10年にわたって書きためた俳句に絵をつけて、すてきな仕上がり。絵と直接は繋がらないであろう俳句も、含みを読んでいろいろ想像したりするのが楽しい。山本容子さんの俳句の師匠である小林恭二さんの巻末の解説を読んで、おおそうか!?と膝を打ったり、そんなふうに読めるのか!?と感慨にふけったり。小説を読むのとは違う脳の働きがおもしろい。2022/09/27
北京ダック
4
銅版画の繊細な描写と俳句という豊かな言葉による機微が描かれています。
なお
4
山本容子の銅版画がとても素敵な俳句集。自然の草花や愛犬を題材にした俳句が穏やかな気持ちにさせてくれる。挿絵の銅版画も淡く綺麗な色合いと可愛くて洒落た絵で、お気に入りの1ページを選ぶとすれば絶対迷ってしまうと思う。ずっと手元に置いておきたくなる1冊です。 2022/10/03
takao
2
ふむ2022/09/15
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