出版社内容情報
三國万里子の4年ぶりの全点新作のニット作品集。ミトンや帽子、つけ衿など、週末で編み上がるものから、フェアアイルカーディガンやアランのセットアップなどの編み応えたっぷりの大作まで19点。まだ雪の残る早春の北海道でまとうニットの旅編と、美しい編み目と著者による作品紹介を堪能できるインデックス編、ポイントプロセスつき編み図の3部構成。
目次
フキノトウのセーター
アランのセーター
蔦の靴下
アランのパンツ
ダリアのマフラー
サボテンの靴下
アイスのミトン
青と黄色の帽子
スキーヤーの帽子
海のミトン
白い帽子
白い貝のセーター
スズランのセーター
花のボディス
ピエロ衿
ムササビのフェアアイルカーディガン
もじゃもじゃパーカ
アナトリア柄のセーター
黒い帽子
著者等紹介
三國万里子[ミクニマリコ]
1971年新潟県生れ。書籍やキットでの作品発表で活躍する一方、プロダクトデザイン、ヴィンテージの洋服や雑貨のバイイング、スタイリング、エッセーの連載なども手がける。気仙沼ニッティングおよびMiknitsデザイナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kayo
20
冒頭の三國さん、巻末の市川さん、お二人の文章が呼応しています。そんなことがあるんだな、不思議なご縁で繋がったお二人、文章がお上手です。と、良いところを探して書いてみましたが、編み図本としては残念ながら一つも編みたいものはありませんでした。強いて言えばアランセーターとフェアアイルのカーディガンが奇抜でないデザインで良かったです。他は正直洗練された感はなく、モデルの市川さんが身につけてくれているから見れるものになっている気がします。70年代のニットレシピ本のようで、私が着たら田舎の洋品店の雰囲気をまといそう。2023/11/07
らいく
3
四年ぶりの新刊。悪評だった前作の方が編んだ作品が多いのですが、今回の本も「白い帽子と靴下だけは!」と思って買ったつもりが、アラン、フキノトウのセーターも短時間で編めてびっくりでした。56頁上段左側の6〜11段目が誤植だと思うけど、公式発表がないみたいですね。段消しの図も分かりにくく、35目に減目出来ずに苦戦しました。この作品が編める人達が「あー、これは」と理解して編んじゃってる為、出版社に問い合わせ迄しないからなのでしょう。2023/10/21
みーこ
1
ふきのとうのセーターが斬新でよかった。2025/04/14
みこれっと
1
ありきたりではない作品を作りたい人向け。どれも一点物の風格がありながらも可愛らしさを同居させた独り占めしたくなるようなニットばかりです。色合わせも良き、モデルも良き(ここが大きな要因かも)個性的な作品には個性的なモデルが似合う!アランパンツを編んでみたいと思いました。2024/01/25
ジュースの素
0
毎号楽しみをもらう三國さんの作品から。 この本も毛色の違う様々なセーターが登場。 中からいくつ編めるかなー2025/03/05