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出版社内容情報
夜の往診専門の動物のお医者さん、梅原英輝先生。さまざまな症例の動物たちの緊急治療からペットの命を看取る家族を支える。
内容説明
梅原英輝先生は、夜間往診専門の動物のお医者さん。犬や猫、ウサギ、ハムスター、小鳥…さまざまな動物の命を救っています。それに…「命のみとり」も重要な役割なのです。
目次
第1章 梅原先生がやってきた
第2章 獣医師の仕事のたいへんさ
第3章 夜の往診が始まった
第4章 二度目の大事件
第5章 毎日が発見と反省のくりかえし
第6章 犬のウェンディ
第7章 ウェンディが教えてくれたこと
第8章 いかに、くいなく生きるか
著者等紹介
高橋うらら[タカハシウララ]
東京都生まれ。日本児童文芸家協会理事。児童向けのノンフィクションを中心に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shiho♪
24
高図書本。動物病院と違い、夜間のみ車を走らせ、助けを求めるペットの家に出向く梅原先生を追ったノンフィクション。獣医師としての技術も必要ですが、それ以上に不安な気持ちの飼い主へのフォローを大切にしている姿が印象的でした。梅原先生は急病の治療の他に、「みとり」のサポートもしていて、後半はその様子を追っています。私もネコを飼っていたので、亡くなる前は不安でいっぱいでした。飼い主自身も納得して、ペットにとって安らかな最期を迎えることで、後悔なく前向きになれる…梅原先生のような先生がもっと増えるといいなと思います。2022/02/04
さよ
8
完全に昼夜逆転の生活だ…これは大変だ。愛するペットの最後の時間を、よりよいものにするために、飼い主も獣医師も協力して、力を尽くす。それは、人でも同じなんだろうな。2022/08/17
hoguru
4
息子9歳1人読み2020/11/26
るなたん
3
児童書ではあるが内容は深い。「みとり」への思いは、愛犬であっても親しい人であっても同じだろう。感謝の気持ちを大切にしたい。2017/04/11
ぽぽんた
3
ペットを飼うということは、命を預かることなのだ。 日々、命と向き合う獣医師のノンフィクション。 児童書だが、ペットを飼う前に家族で読んで欲しい。2017/03/07