内容説明
3びきの野ネズミは、それぞれゆめのいえを、さがしにでかけました。ぴったりないえが、みつかったでしょうか?山里の自然をたっぷりとえがいた絵本です。おはなしを楽しみながら、動物や植物について「どんなものを食べるのか」「どんなことが得意なのか」「どんなところに棲んでいるのか」などを知ることができるようになっています。登場する動植物はすべて日本(おもに本州)でみられるものばかりです。巻末に楽しい解説つき。
著者等紹介
千世繭子[チセマユコ]
福島生まれ。民話や民俗の研究をライフワークとして現在、会津の雄国山麓に在住。日本民俗学会、日本民話の会会員。おもな作品に『百年前の報道カメラマン』(第37回産経児童出版文化賞受賞)など。“心と体で触れる山里”をテーマに親子で農業体験ができる森姫農園主宰
高野紀子[タカノノリコ]
東京生まれ。カラーインクと色鉛筆で動物たちのすがたをゆたかに表現した絵本を中心に活躍。都内で絵画教室「小さな水彩塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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p.ntsk
37
みのりえほん3。モグラの穴に間借りしていた3匹の野ネズミはそれぞれ自分の夢の家を探しに出かけます。おこりんぼうのネズミは大きな家、くいしんぼうのネズミはおいしい家、あまえんぼうのネズミは安心できる家が理想。果たして夢のマイホームは見つかるのでしょうか。森の動物達が登場し彼等の営みや生態も知ることができます。2015/07/13
退院した雨巫女。
8
《書店》同居のもぐらとケンカしてのはらのいえを出た野ねずみたち、いろんな動物たちの家を訪ねるが、住みたいいえが、決まらず…。野ねずみには、どうも住めば都には、ならなかったみたいですね。2013/06/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
シリーズ。3匹の野ねずみは、モグラの家に居候していましたが、それぞれが思う夢の家を求めて探すことにしました。が…。2019/11/22
とんぼ
3
図書館本 モグラに追い出された三匹の野ネズミはそれぞれ理想の家を探すことに。でもやっぱりみんながいる家が一番。2019/05/31
HNYYS
2
図書館本。高野さんの絵にひかれて。 自分たちの家探しで、居場所を見つける姿が可愛いてす。他の生き物たちの優しさも素敵です。2019/04/13