ダイノトピア―恐竜国漂流記

ダイノトピア―恐竜国漂流記

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  • サイズ A4判/高さ 26X28cm
  • 商品コード 9784577027134
  • Cコード C0000

内容説明

1860年、生物学者アーサー・ドニソンと、息子のウィルは、大海へと旅に出た。まだ、海図さえない時代である。彼らの旅は、ダーウィンの“ビーグル号”に匹敵するものだった。ところが、ある時から、ドニソン教授とウィルの消息は、ぷっつりとだえてしまった。彼らばかりか、船と船乗りのすがたさえ、見たものはあらわれなかった。時の流れとともに、記憶の彼方へと消えてしまった2人だったが、最近になって、ドニソン教授の日記が発見され、彼らはふたたび歴史の舞台へと、すがたをあらわした。ドニソン教授とウィルの乗った船は、台風にあって難破し、2人は“ダイノトピア”といわれる島に、漂着していたのである。驚くべきことに、ダイノトピアでは、恐竜と人間が助け合いながら、平和に暮らしていた。恐竜はホモ・サピエンスの技術と生命力に魅かれ、人類は恐竜たちが1億年以上にわたって生きてきた知恵とやさしさを学んでいたのである。この島でのドニソン教授とウィルの冒険は、多くの感動をあたえてくれるだろう。それは、とりもなおさず、現代の私たちが地球上で、じょうずに生きていく知恵とつながっていくからである。

著者等紹介

ガーニー,ジェームス[ガーニー,ジェームス][Gurney,James]
アニメーション映画『火と氷』(1983年)の背景画家としてデビュー。彼の描く幻想絵画は、70冊以上の本の装幀に使われている。また、『ナショナル・ジオグラフィック誌』で古代の複元画を作成。彼の作品はニューヨークにあるイラストレーター協会とパーク・アヴェニュー・アトリウム、またクリーブランド自然史博物館、全米地理学協会、デラウェア美術館に常設展示されている。数々の美術賞を受賞。夫人のジャネットもアーティストで、2人の息子たちとニューヨーク州のハドソン・ヴァレーに在住

沢近十九一[サワチカトクイチ]
科学ジャーナリスト。日本で初めて創刊された動物の雑誌『アニマ』の編集陣に加わり、1981年から同誌の編集長。雑誌のほかに荒俣宏著『世界大博物図鑑』、立花隆著『サル学の現在』等を企画編集し、1990年よりフリーランスのプロデューサーとして活躍。現在は、総合企画会社「エス・プロジェクト」代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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