集英社新書<br> 犠牲のシステム 福島・沖縄

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集英社新書
犠牲のシステム 福島・沖縄

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087206258
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0210

出版社内容情報

『靖国問題』以来6年ぶりの書き下ろし新書
経済成長のネガとしての福島原発、安全保障の代償としての沖縄米軍基地…。共同体全体の利益のために、少数者の犠牲を正当化する論理を、いかに超えるか? 福島生まれの哲学者による緊急出版!

内容説明

福島の原発事故は、原発推進政策に潜む「犠牲」のありかを暴露し、沖縄の普天間基地問題は、日米安保体制における「犠牲」のありかを示した。もはや誰も「知らなかった」とは言えない。沖縄も福島も、中央政治の大問題となり、「国民的」規模で可視化されたのだから―。経済成長や安全保障といった共同体全体の利益のために、誰かを「犠牲」にするシステムは正当化できるのか?福島第一原発事故で警戒区域となった富岡町などで幼少期を過ごした哲学者による、緊急書き下ろし。

目次

第1部 福島(原発という犠牲のシステム;犠牲のシステムとしての原発、再論;原発事故と震災の思想論)
第2部 沖縄(「植民地」としての沖縄;沖縄に照射される福島)

著者等紹介

高橋哲哉[タカハシテツヤ]
1956年福島県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。専攻は哲学。南山大学講師等を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

134
筆者は哲学者として、現代日本の構造は「犠牲のシステム」(或る者たちの利益が、他のものたちの生活を犠牲にして生み出され、維持される)の上に成り立っていると指摘する。東京電力の原発が設置され、今回の地震と津波で多大な犠牲を強いられた(今も続いている)福島(原発は福島に限らないのだが、いわばそのシンボルとして)と、在日米軍基地の74%が置かれた沖縄が、その最も典型的なものだと述べる。この構造を容認してきた(いる)私たちには、実に辛く厳しい指摘だが、まさしくその通りだ。さて、私に何ができるだろう。2012/06/26

佐島楓

16
違和感を感じる箇所も少なくなかった(特に天罰論のあたり)が、見て見ぬふりを続けてきた、隔離して押し付けてきたという罪悪感は私にもある。日本人の大部分に共通することだと思う。2012/04/24

のの

13
沖縄と福島を、意味はちがうといえども同じ「植民地」という言葉で見ることに違和感を覚えた。中央から「犠牲」を押しつけられる周縁という意味での「植民地」と思っていると琉球処分が出てくるし…そうなるとまた「植民地」の意味は変わってくると思う。けれど3.11の際の「日本人素晴らしい」というナルシシズムにぞっとしたり(そこにいるのは日本人だけじゃないだろう、と思った)、沖縄だいすき!といいながら負の面は全然見ようとしない本土の人間に、同じヤマトンチュとして憤りを覚えたりもしていたので、この本はとても興味深かった。2012/05/18

d0g_ville

10
内容は新書レベルにとどまっている。また、以下の話は犠牲のシステムという主題とは関わらないが、少々述べさせて頂く。まず、放射線量の安全基準について、自分は専門家じゃ無いので正しいかどうか判断できる立場には無いという言葉とは裏腹に、国側が設定した基準を批判しだす有様については違和感を感じざるを得ない。更に、著者が依拠するデータや情報の出自が、広瀬隆のような「専門家」とあっては、更に当の本への疑念を深めざるを得ない。決して「御用学者」の肩を持つわけではないが、うーん、この「同じ穴の狢」感。2014/08/25

kiho

10
システムとしての日本社会の捉え方、そこに必ず犠牲を強いられる人たちがいることを鋭く指摘☆福島や沖縄の問題に、どこかで他人事になっていないか…自戒しつつ読了。個人として何ができるかにも思いを至らす大切さを感じた。2014/02/05

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