内容説明
ある朝、テディベアにさそわれて、男の子はでかけます。「いこう、いこう、みんなでいっしょに世界をみにいこう」道々出会うどうぶつたちもさそって行ったさきでみんながともに見たものは―。
著者等紹介
フォアマン,マイケル[フォアマン,マイケル][Foreman,Michael]
絵本作家。1938年イギリス・サフォーク州生まれ。13歳で美術学校に通い始め、後に王立美術大学でグラフィック・デザインを学ぶ。アメリカで『プレイボーイ』誌のアート・ディレクターを務めつつ絵本も発表
長田弘[オサダヒロシ]
詩人。1939年福島市生まれ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
15
「世界を見に行こう」というタイトルと内容の落差は、子どもだからの認識の違いでしょうか。 子どもたちにとって、見知らぬ場所が世界なのですね。 それでも、何か自分に合った場所があるという希望と、夜空を見上げて世界の広さを感じる姿には共感します。2018/07/28
花林糖
15
(図書館本)テディベアと男の子、動物達が「世界を見にいく」お話。男の子や動物達みんなとっても可愛い。青色がとても印象的な絵本で、最後の見開きの絵がとても素敵です。2015/12/12
退院した雨巫女。
6
《図書館-新着》私も誘って、一緒に世界を見に行きたい。2016/07/26
遠い日
6
世界の広さを感じよう。世界を感じてつながろう。みんなの望むものがある世界を探しに、テディベアと男の子を先頭に、たくさんのなかまを誘って、歩く姿。すばらしいものを見つつ。そして、いっしょに見たものは・・・。ことばにならない感動のことばが、そっと聞こえるようだ。大きく開くしかけのページが美しく、圧巻。そして、今回も感じたのは、フォアマンさんはやはり「あお」の画家だということ。えも言われぬ澄んだ深い青に、清められる思いがする。2013/01/26
たいき
2
こどもたちに「せかいってきれいだね。」を伝えたい絵本。 最後の見開きのページとてもきれい。色使い他のページとの差をつけることで一気にその世界、その視点立てた気がします。 2021/12/12