出版社内容情報
旗本家の厄介者、三人。何者にもなれぬ明日を、自らの手で切り拓く!
由緒正しき血を引きながら、邪魔者扱いされる若殿たち。
部屋住、ヤクザ、女装の三人が出会い、共に闘う!
公事(裁判)騒動の顛末は?
幡大介の新シリーズ、スタート!
【目次】
内容説明
若月誠太郎は旗本家の厄介者。写本を内職に食い繋いでいる。ある日、手にした白樺の樹皮の裏に書かれた異国の文字が誠太郎を事件に巻き込んでいく。そんな誠太郎の前に現れた公事宿のヤクザ稼業・龍次兄ィと女装のお喝頼政もどうやら御家の厄介者。一方、行方を晦まし悪の手に堕ちた、誠太郎の竹馬の友・津村弥之助は殺し屋の仕事を請け負わされようとしていた…。
著者等紹介
幡大介[バンダイスケ]
1968年、栃木県鹿沼市生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒。テレビ局嘱託職員を経てCM製作会社に勤務。イラストレーターとして広告に挿絵などを描く。1995年より文筆業に手を染める。フリーライターとして実録物など、数々の媒体で活躍。2008年、「天下御免の信十郎」シリーズ(二見時代小説文庫)で時代小説作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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