出版社内容情報
まぼろしの“大川橋”近くの接骨院「名倉堂」の元武士、鞍之介が主人公の新シリーズ!第2巻
内容説明
「名倉流の骨つぎ師になって、人のために尽くしたい」と鞍之介を訪れたのは、旧知の千尋だった。しかし、看護人としての高い評価を得られた矢先、姿を消してしまう…。鞍之介の脳裏には十年前、闇に葬った声が蘇ってくる『あれは土砂崩れじゃない!』「怪し川」と呼ばれた因縁の川にまつわる秘密を千尋は知ってしまったのか?そして千尋の想い人の正体とは?(第三話より)
著者等紹介
森真沙子[モリマサコ]
奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。以後、近代史や現代史に材を採ったミステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品を精力的に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。