出版社内容情報
将軍の影目付・柳生俊平は一万石大名の盟友二人と、悪党どもに立ち向かう! 実在の大名の痛快な物語、続々重版のシリーズ第5弾
内容説明
将軍の剣術指南役にして“影目付”の柳生家第六代藩主・俊平が伊予小松藩主、筑後三池藩主と結ぶ“一万石同盟”に第四の藩主が参加を望んだ。足利将軍家の末裔で五千石、喜連川藩主の茂氏、巨体と大耳の好い漢。象耳公方と呼ばれている。折しも享保の大飢饉で数千の餓死者を出した伊予松山藩が周辺の藩に一揆を扇動。これに対し将軍の影目付・俊平と仲間らが立ち向かう。
著者等紹介
麻倉一矢[アサクラカズヤ]
1947年、兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業、コピーライターを経て、『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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