内容説明
北朝鮮の核保有でさらに揺れる世界の安全保障。現代においてその鍵となるのが、核兵器や化学兵器を搭載でき、離れた地域からの攻撃が可能なミサイルである。その基礎知識(命中精度や値段、構造)から、日本のミサイル防衛(ミサイル保有国の脅威やその評価、日本の防衛策)までをわかりやすく網羅した待望のコンパクト・ガイド登場。
目次
第1章 ミサイルってなんだ?
第2章 歴史と発展
第3章 弾頭
第4章 誘導
第5章 エンジン・燃料
第6章 戦略・戦術ミサイル
第7章 ミサイルからの防衛と防衛構想
著者等紹介
金田秀昭[カネダヒデアキ]
1945年生まれ。1968年、防衛大学機械工学科卒業後、海上自衛隊入隊。1998年、第26代護衛艦隊司令官に。1999年退職(海将)。その後ハーバード大学上席特別研究員、慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授などを歴任し、現在岡崎研究所理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ilhan007
0
「ミサイル」というものについて基礎中の基礎から学べる2011/06/18
TSUBASA
0
2006年時点で世界に27,000発あると言われる核弾頭。それを目標地点に精確に打ち出すミサイルの驚くべき技術とは。とにかく全世界のミサイル事情とミサイルに用いられる先端技術のすごさに舌を巻く。ポンと打ち出してドカンと命中させるのが以下に至難の業であるかがうかがえる。また、ミサイル技術の発達から身近にある技術に応用が進んでいるというのも驚き。そんなに専門用語を多用しているわけでもないので入門書(?)としては良い。しかし「原爆数十個分の破壊力」が決して日の目を見ることがありませんように・・・2010/11/05
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