出版社内容情報
ソリトン,カオス,転移,自己組織化等の具体例を通し,集団現象を解析するために必要となる微分幾何,関数空間論,スペクトル理論,非線形ダイナミックスなどを解説.大学教養程度の数学と物理の知識で読み進むことができる.
内容説明
物理イメージから数学が見えてくる、数学イメージから物理が見えてくる。ソリトン、カオス、相転移、自己組織化などの集団現象の背後にある数理的構造を明快に解説。
目次
第1章 集団現象とは
第2章 波動現象の数理
第3章 流れの幾何学
第4章 流れの解析学
第5章 スペクトル理論
第6章 自己組織化の数理モデル