目次
第1章 草木と暮らす12カ月(3月―雪もとけ、那須にもようやく春がやってきました;4月―春本番。盆栽の仕事も本格的に始動します;5月―春の花が終わりかけ、初夏の花が咲きそめます )
第2章 もっと植物のこと(ウメ;ユキヤナギ;タンチョウソウ ほか)
第3章 奏デル盆栽と私のこと(生まれた所は盆栽村;音楽漬けだった学生時代;「奏デル盆栽」をたちあげる ほか)
著者等紹介
加藤文子[カトウフミコ]
1955年、大宮市(現さいたま市)盆栽町生まれ。1990年、陶芸家の小沼寛氏と結婚。以降、夫婦でのジョイント展や個展、ジャンルを超えた企画展に参加を重ねる。1996年、那須に移り、植物との平和な生活を探っている
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感想・レビュー
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hasemi
8
「盆栽」と言われると、サザエさんの波平さんがしているようなのを思い浮かべ勝ちだけれど、もっと自由な物なんだとこの本から感じられる。針金を掛けて、しっかりと形作る昔ながらの盆栽ではなく、この本にあるのは自由な形の物ばかりだ。レンギョウとライラックの並べられた鉢、南天がすくっと植えられている鉢、赤松の鉢も軽やかな感じなのがいい。「盆栽」だからと難しく考えず、畏まらず、自分らしく楽しめるというのが感じられる本。2012/05/20
猫柳
2
よく植物を愛することと、人への愛は一緒と言うが、普通の人が花の花つきのよさを見るのではなく、花の健康に意識を向けることができるのだろうか。もう最初から脱帽。自分の未熟さを痛感した。植物への気遣いは数え切れないほど手段があり、そしてそれを実行している著者だからこそ、周りに助けられるのだろう。気付かされることが多い1冊だった。2023/07/09
タメタメ
0
洋も混じった様な、綺麗な可愛い感じのが出ていたので借りてみた。1年間、それぞれの季節の盆栽や、手入れの仕方等と、加藤さんの文が載ってある。盆栽の、ドン。とした感じではない。少し華奢な感じのが多い?なので好き。2011/10/15
にがうり
0
★★★★★