「帰ってきたウルトラマン」の復活

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「帰ってきたウルトラマン」の復活

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  • サイズ 46判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575316186
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0076

出版社内容情報

『怪奇大作戦』の終了から2年。栄光の〝タケダアワー〟からの脱落、金城哲夫の不在、円谷英二の死…逆風が吹きすさぶ中、円谷一以下のスタッフは、もがき苦しみながら新番組の制作に挑んだ。そして1971年4月2日、ついにウルトラマンが復活した。『帰ってきたウルトラマン』第1話「怪獣総進撃」は、巨匠・本多猪四郎を監督に迎え、充実したドラマと特撮で26.4%の高視聴率を獲得した。円谷プロが、夢の映像工房としての輝きを取り戻した瞬間だった。だが、それはさらなる苦闘の始まりに過ぎなかった…。ファン待望のドキュメンタリー第5弾。

内容説明

『怪奇大作戦』の終了から2年。栄光の“タケダアワー”からの脱落、金城哲夫の不在、円谷英二の死…逆風が吹きすさぶ中、円谷一以下のスタッフは、もがき苦しみながら新番組の制作に挑んだ。そして1971年4月2日、ついにヒーローが復活した。『帰ってきたウルトラマン』第1話「怪獣総進撃」は怪獣映画の巨匠・本多猪四郎を監督に迎え、充実したドラマと特撮で26.4%の高視聴率を獲得した。円谷プロが、夢の映像工房としての輝きを取り戻した瞬間だった。だが、それはさらなる苦闘の始まりに過ぎなかった…。ファン待望のドキュメンタリー第5弾。

目次

プロローグ 冬来たりなば(一九六六~六八年の状況;円谷プロ一九六八年 ほか)
第1部 春の兆し(春の兆し;再び栄光を ほか)
第2部 ウルトラマンが帰ってきた(沖縄問題を抱える男;橋本の元に ほか)
第3部 復活と円熟(テーマ主義の監督;新しい血 ほか)
第4部 帰ってゆくウルトラマン(二つの世界の男;『ミラーマン』一九七〇~七一 ほか)
あとがき、エピローグとともに

著者等紹介

白石雅彦[シライシマサヒコ]
1961年秋田県生まれ。映画研究家、脚本家、映画監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

80
放送時1970年代初頭の時代背景や当時の円谷プロの状況、ミラーマンを初めとする他番組との比較等に多くのページが費やされている。それはそれで興味深い所では有るのだけれど、前4作に比べると作品自体に対する検証という意味では少々物足りない気がした。ただあくまで前4作に比べると、という意味であり決して面白くない訳では無く、読み手として欲をかきすぎているということなのかもしれない。Aにタロウと第二期ウルトラシリーズへの意欲をみせる著者、次作もまた楽しみです。2021/05/10

keroppi

70
「ウルトラQ」から「ウルトラセブン」まで、熱狂していた私も、この手の番組からそろそろ卒業かという年齢になっていた。スポ根ものやその他のドラマに興味が移って行ったのは、この本に書かれた時代背景のまんまだった。それでも特撮大好きな私としては「帰ってきたウルトラマン」を追いかけていたはずなのだが、それまでの作品とは違う何か重いテイストに気持ちは離れていったような気がする。この本は、何故そういう作品だったのかを上原正三を中心に語ってくれる。今、もう一度見直して、その時代を振り返ってみたい。2021/05/31

kei-zu

22
この歳になっても、困難に直面した時に胸に浮かぶのは、夕陽を背にして立つ、帰ってきたウルトラマンの雄姿だ。 本書は、60年代の世情を背景に、企画の立ち上げから視聴率対策の試行錯誤をつまびらかにする。 スポ根ものから新兵器ブレスレットの導入。恐竜型怪獣の連続出演から宇宙人・怪獣のセットマッチへ。そして、初代マン、セブンとの共演!一貫性がないといえば悪く聞こえるが、その幅の広さが本作の魅力であるに疑いはない。 郷さん、「ウルトラ5つの誓い」、今でもちゃんと守っていますよ!2021/04/24

qoop

10
低迷期を抜け復興を遂げようともがく円谷プロ苦闘の時期をウルトラマンの復活に重ねて描出した本書。時代の潮流の中で短期間に明確な世代交代を果たした製作陣の継承と新生の意識を、資料とインタビューを通じて浮き上がらせようとした力作。特に「帰ってきたウルトラマン」初めこの時期の特撮テレビドラマが如何に時代と沿っているかを考えさせられた。関係者の物故が続く中で証言を集めて突き合わせ考証する、本シリーズの基本姿勢を貫くことが如何に難しいことか。今というタイミングを逃すと成立しない企画かも知れないと改めて思わせられる。2021/05/04

のらましの

4
帰マンを中心としてゴリ・仮面ライダー・ミラーマン・シルバー仮面と共に70年代初期の特撮人気の再燃が描かれる。円谷一氏をはじめとするスタッフ陣の奮闘は本編中の郷秀樹のよう。一つ一つの話に対するスタッフの意図や動向を読んでいると自分自身の初視聴時の感想を思い出した。当時は小学生低学年だったが、あの頃は1クール目の対立ばかりする人間関係にショックを受け、後半のエピソードは面白く感じた。 今日まで続くウルトラシリーズにおいて、帰マンの果たした役割がよくわかった。2021/04/29

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