内容説明
16世紀ルネッサンス・イタリア。フィレンツェの街角でスリを働く奴隷の娘サンチアは、一人の男に身を売られる。並居る豪族のなかでも粗暴さで名を馳せるリオン。彼が命じたのは、ローマ法王も狙う幻の彫像ウインドダンサー奪取のための鍵を盗みだすことだった。過酷な運命はやがてサンチアの胸に自由への渇望と情熱を呼び覚ますが、予想外の悲劇から愛と誇りを賭けた闘いに呑みこまれてゆく―感動のロマンティックアドベンチャー三部作、遂にクライマックス。
著者等紹介
ジョハンセン,アイリス[ジョハンセン,アイリス][Johansen,Iris]
これまでに多数のロマンス小説やサスペンス小説を発表し、計1000万部以上の売上げを記録するアメリカの人気作家
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感想・レビュー
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zawa
3
史実にからんだドラマ仕立てで、とても面白かった。奴隷、拷問、ペストと、あの時代ならではの苛酷な状況の中、ヒロインが少女から大人の女性へ、奴隷から小国の君主の妻へ成長していくヒロインがよかった。2010/05/10
たら
1
三部作、どれもおもしろくエンタテイメントにあふれてた。細部にこだわれば突っ込みどころ満載で、ウィンドダンサーのなぞは何一つ解明されなかったけれど、十分楽しませてもらった。2013/01/04
みるて
0
図書館の本 読了2011/10/14
アヤ
0
チェザーレ・ボルジアが出てくるが、敵役としては半端。2008/07/10