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内容説明
自分でもはっきり正体のつかめない自己嫌悪や苛立ちから、カッターやかみそりで手首を傷つけて血管を切り裂く「手首切り症候群(リストカッティング・シンドローム)」が若い女性のあいたで急増している。なぜ手首を切るのか?手首を切って何が得られるのか?手首を切る少女たちの共通項とは?どうしたら立ち直れるのか?この本は、自分の手首を切りつづけている若い女性たちへの取材をベースに、精神医学者として多くの患者に接している著者が、現代の若者に共通の症状を追求する。「自分探し」の旅をつづける若い人たちに、さらには若者たちの一見理解しがたい行動に悩む親や教師にとっての「考えるヒント」になる一冊。
目次
序章 手首を切るとスッキリするんです―ある六人のリストカッターの場合
第1章 人はなぜ手首を切るのか?
第2章 手首を切って何が得られるのか?
第3章 リストカットは「伝染する」
第4章 手首を切る少女たちの共通項
第5章 リストカットを生み出す現代とは?
第6章 リストカットから立ち直る方法とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
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リストカットが注目され始めた時期に出た本。文体はライト。専門的なことにはあまり触れず、ざっくりとした説明。フロイト学派系の書籍を読むのは初めてだった。内容は現在でも通用するものである。2013/09/19
プルプル
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11年前の本なので期待せずに読んだが、けっこう面白かった。リストカット等の問題を起こさない子を育てるのに重要な事→「乳児期には徹底して甘やかして愛してあげる。幼児期にはしつけをする。少年少女期には教え。思春期には自ら考えさせる。」2011/05/09
sushi
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今までユング派の著者の本を読んでいたのでフロイト派の考えは新鮮で面白かった 最初に書いてあった親や教員などに見てほしい的な事を書いていたのがよくわかる内容だった2018/03/23
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