双葉文庫
愚者が訊く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575714760
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ドラマ『北の国から』の脚本家で北海道・富良野の大自然の中で環境教育活動を行なっている倉本聰が、自然のあり方、ヒトの行く末、日本の未来について、一流の専門家たちに恥も外聞も捨て、初歩的な質問をどんどん投げかける対談集の文庫化。対談相手はジャーナリスト・池上彰氏、ベストセラー『原発のウソ』の小出裕章氏、地球惑星科学者で東大名誉教授・松井孝典氏など7人。

倉本 聰[クラモト ソウ]
著・文・その他

林原博光[ハヤシバラ ヒロミツ]
著・文・その他

内容説明

ドラマ『北の国から』の脚本家で北海道・富良野の大自然の中で環境教育活動を行なっている「富良野自然塾」塾長の創本聰と副塾長の林原博光が、自然のあり方、ヒトの行く末、日本の未来について、各界の賢人たちに恥も外聞も捨て、初歩的な質問をどんどん投げかける対談集。

目次

分かりやすい伝え方―池上彰(ジャーナリスト)
極地の海で今何が起きているか―大島慶一郎(海洋学者)
ミツバチが教えてくれる環境汚染―山田英生(養蜂業)
宇宙から環境問題を解く―松井孝典(理学博士)
サルを通してヒトをみつめる―山極寿一(人類学・霊長類学者)
なぜ日本人は“原発の嘘”を信じたのか?―小出裕章(原子核工学者)
段々畑に染み込んだ農業の真実―山下惣一(農民作家)

著者等紹介

倉本聰[クラモトソウ]
1935年、東京都出身。作家・脚本家・劇作家・演出家。東京大学文学部美学科卒業後、1959年ニッポン放送入社。1963年に退社後、脚本家として独立。1977年、富良野に移住。1984年から2010年まで、役者やシナリオライターを養成する私塾「富良野塾」を主宰。この26年間に育てた「富良野塾」の卒業生とともに創作集団「富良野GROUP」を立ち上げる。2006年より「NPO法人富良野自然塾」を主宰し、閉鎖されたゴルフ場に植樹をし、元の森に返す自然返還事業と、そのフィールドを使った環境教育プログラム活動を積極的に行なっている

林原博光[ハヤシバラヒロミツ]
1943年、鳥取県出身。1968年TBS入社。数多くのラジオ番組やテレビ番組の制作に携わり、人事部長、スポーツ局長などを務める。定年退職後、自然環境教育の道に入る。2006年から「富良野自然塾」の副塾長として講演や後進の教育に力を注いでいる。2010年に北海道教育大学の「演劇的コミュニケーションプロジェクト」の特任教授に就任。創本聰とはTBS時代から40年以上の付き合いがあり、全幅の信頼を寄せられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あすなろ

61
書店で見かけ読了した倉本聰氏らしい対談集で興味深かった。倉本聰氏が若かりし頃北島三郎の付き人をして巡業をしており、その演歌を仲介とした様々なやりとりからシナリオ書きが変わったことを池上彰氏に語る等から始まるいくつもの対談集はホォーと取り上げられる方やテーマも含め、そして倉本聰氏らしい切り口も含め読了したしたのであった。また、題名の通り賢者に愚者が訊ねるというスタンスは重要です。2019/01/13

たふ

2
どう考えても愚者とは思えない倉本氏と林原氏が、その道のスペシャリストに教えを請うという対談。門外漢にも分かるように話してくれている。農業作家のおっちゃんの快活な感じがいいなーぁ。深刻な提言を求めて締めたい倉本さん側に『知るかそんなもん』の勢い。そのくらい打ちひしがれて突き抜けたんすね?みたいに収めてたけど。2019/11/07

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