双葉文庫<br> バスの屋根から世界が見える

双葉文庫
バスの屋根から世界が見える

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575711943
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0195

内容説明

バスに揺られて地上をウロウロしていた。なぜそうなったかといえば、答えはいたって簡単で、ただ金がなかったのである。―旅の中毒患者を自称する著者がバスに揺られて、世界を旅する。アメリカ、北極圏、シルクロード、インド等々の苦しくもあり、楽しくもある?バス旅はつづくのである。

目次

にせジープからトラックバスまで―すべての車はバスになる
危ないドライブ同乗記―運転手に我が身を託すバスの旅
天山南路のバスの四重苦―シルクロードを揺られ抜く
パキスタンからイラン国境へ―難民を乗せてバスは行く
それでも車掌は検札に回る―圧死寸前!スマトラの超満員バス
炎熱、砂嵐、迫り来るサソリの恐怖―スーダンの列車とバスは生き地獄
映画大国インドの不思議なサービス感覚―ビデオが止まればバスも止まる
飢えと寒さと怒りに震えたヒマラヤ越え―世界最高所を走る最低の路線バス
寝不足ふらふらイラン縦断旅行―明日は明日のバスが来る
イスタンブール発アテネ行き足止め事件―ああ、エーゲ海は目前なのに…〔ほか〕

著者等紹介

下川裕治[シモカワユウジ]
1954年長野県松本市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。新聞社勤務を経てフリーランスに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
時間通り着く保証のない,辛いバスによる移動.しかし,そこにはたった一つ,しかしかけがえのない有利な点がある.それは,コストが安いためである.また,様々な困難も,終わってみればひとつの話として受け入れられる自信があるのならば,バスという選択肢は現実のものとなるだろう.2011/12/03

19720624

1
何分遅れたとか運転手の態度が悪いとか、この本に出てくるバスに比べたら日本のバスは天国のようなものだろう。2013/04/08

かたず

0
バスの旅というものは、初めの一日がつらい。もっというと乗り始めた十時間がきつい。それから先のバスの旅が楽になるかというと、まったくそんなことはない。つらいことはつらい。しかし、目的地までの時間を指で数えてもしかたがないか、といった諦めに支配されると、バスのなかでただすぎていく時間に身を任せられるようになる。2011/06/13

okk

0
欧米より東南アジアのバス旅の方がやっぱりおもしろい。今のご時世出掛けられないから選んでみたけど、別に旅行に行きたくならなかった(笑)ギュウギュウバスとかすごい!2020/04/14

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