双葉文庫<br> わるじい慈剣帖〈3〉こわいぞお

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双葉文庫
わるじい慈剣帖〈3〉こわいぞお

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575669886
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

楓川の畔にある、ひと際大きな柳の木。その下に夜な夜な何も言わない美女が立つ。すわ、幽霊か? ただ、美女は毎晩違う女だそうだ。近頃、孫の桃子が夜泣きをするのは、この奇妙な幽霊のせいではないか。元目付の桃太郎は、可愛い孫の安寧のため、調べを開始する。孫を背負って悪を斬る、大人気シリーズ第3弾。

内容説明

楓川の畔にある、ひと際大きな柳の木。その下に夜な夜な無言の美女が立つ。すわ、幽霊か?おまけに、美女は毎晩違う女だそうだ。近頃、孫の桃子が夜泣きをするのは、この奇妙な幽霊のせいではないか。元目付の愛坂桃太郎は、かわいい孫の安寧のため、さっそく調べを開始する。孫を背負って悪を斬る、大人気シリーズ第三弾。

著者等紹介

風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年生まれ。93年に『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2015年に『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タツ フカガワ

52
シリーズ3作目。生後8か月なのに、いまから『花咲か爺さん』『カチカチ山』『ウサギと亀』『桃太郎』のおとぎ話を孫娘桃子に読み聞かせることに胸を膨らませるじいじの愛坂桃太郎。もちろん桃子向けに物語は改変するつもり(そちらも読んでみたい)。そんなところにかぐや姫の彼氏を自称する番太郎が、火の見櫓に上ったまま姿を消す「かぐや姫の恋人」が面白かった。2024/09/24

kei302

52
桃太郎の推理が冴え、温情のある桃さん裁きが決まる。面倒なことに巻き込まれたくないとも言えるが。「かぐや姫の恋人」がよかった。庵主様が戻ってくるといいね。桃子に「かぐや姫」のお話だけは聞かせたくない桃さん。じいじの心配ごとは尽きません。4作目、楽しみ。双葉文庫さん、孫を背負って悪を切ってないから。もっと穏やかな紹介文をお願いします。2020/10/30

46
こんなじいじ、素敵だな。爽快で楽しく読了2021/01/24

はにこ

29
孫の桃子に災難が降りかからないように、街の問題を解決していく桃太郎。幽霊話や床下千両の話、渦巻き傘を頼んだ飲み屋の話、櫓から失踪した男の話と桃太郎の推理も冴え渡る。今回のシリーズのメインテーマ、中山中山のエレキテルはどこへいっちゃったのかしら。2021/02/28

むつこ

28
気にしないようにしていたけれど、やっぱり気にした表紙のイラストの主人公・桃太郎。え?あの大物俳優(北大路欣也)にしか見えないのは私だけ?!の続編シリーズの3作目。今回も蕎麦が食べたくなった。2020/03/26

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