出版社内容情報
藤原緋沙子[フジワラ ヒサコ]
著・文・その他
内容説明
往診帰り、梅香る浅草寺境内で怪我をした老爺を救った桂千鶴。その老爺平蔵は手相をみる評判の掃除人で、意に添わぬ占いに激した若者に手を上げられたのだった。今後を案じる千鶴に、平蔵はかつて大店の主だった頃に美人局に引っ掛かった過去を打ち明ける。一方、大番入りを果たした千鶴の想い人、菊池求馬に縁談が浮上。千鶴の心は千々に乱れる。累計九十万部突破の超人気シリーズ、注目の第十一弾!
著者等紹介
藤原緋沙子[フジワラヒサコ]
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。小松左京主宰「創翔塾」出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
102
藍染袴お匙帖「あま酒」11巻。前巻から随分と時が過ぎたと思いますが、安定感があり安心して読めますね、それにしても千鶴さんと求馬さんどうなるのでしょうか、次巻でまとまりますように。2017/08/05
佳音
48
だいぶ前に読みましたが未登録でした。2018/04/08
むつこ
23
シリーズ11作目。弟子のお道ちゃんの成長が著しいけど、ちっとも求馬との仲は進まない・・・みんなとお墓参りをするのに甘酒を添えるっていい。人生はどこでどう転ぶかわからない、縁って不思議、いつも真剣に生きていきたいな。2019/05/21
山猫
9
あれー?こんな昭和の1時間もの刑事ドラマみたいな話を書く人だったっけ?違和感のある言葉遣いや、言い回しが目につくようになったし。うーん、そろそろこのシリーズは終わりにした方がいいかもしれませんよ、藤原先生。2017/06/08
みちゃこ@灯れ松明の火
6
求馬様に縁談があって、ライバル?の圭之介が戻ってくるしで千鶴先生はこれからどうなるのでしょうか。ヒヤヒヤするのは周囲の人ばかり?。千鶴先生が辞めたら困る人は沢山いるだろうなぁ。お道ちゃんがいるから良いとはまだね、言えないだろうし…。次回はもっと早く次の巻が読めますように。2017/03/27