出版社内容情報
「江東の虎」と恐れられた父・孫堅、そして兄・孫策の遺志を継ぎ、周瑜らとともに江東を守る決意をする孫権。その頃、荊州に身を寄せた劉備は、軍師を求め、臥竜と呼ばれる賢人のもとを訪れる。三度目にようやく会えた臥竜・諸葛亮孔明は劉備に「天下三分の計」という戦略を伝える。一方、着々と南征の準備をととのえた曹操は、50万を超す大軍を繰り出し、劉備と荊州に襲いかかった。迎え撃つ劉備軍は、軍師を迎えて初めての戦い。劉備が入れ込む孔明のお手並み拝見と、関羽と張飛は半信半疑でその作戦に参加するが、孔明の策による予想以上の結果に仲間の絆は深まっていく。だが、荊州を継いだ劉琮が曹操に降伏。劉備たちは、自ら志願してついてくる荊州の多くの民とともに南へ逃れていくのだが…。
内容説明
父・孫堅の跡を継いだ孫策は、忠臣たちとともに江東の立て直しに猛進する。一方、荊州に身を寄せた劉備は、軍師を求め「臥竜」と呼ばれる賢人を訪ねる。3度目の訪問でようやく会うことができた臥竜こと諸葛亮孔明は、劉備の人柄に惹かれ「天下三分の計」という策を授ける。一方、着々と南方への遠征準備をととのえた曹操は、50万を超す大軍を繰り出し、劉備と荊州に襲いかかった。劉備軍、軍師を迎えて初めての戦いが始まる。
著者等紹介
小前亮[コマエリョウ]
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー
中山けーしょー[ナカヤマケーショー]
1962年、東京都生まれ。児童書を中心とした書籍の挿絵などを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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