内容説明
華町源九郎と菅井紋太夫が浜乃屋で酒を呑んでいると、四人の屈強な男に追われた傷だらけの若い侍が、助けを求めて店に入ってきた。源九郎たちは彼らを追い払い、その若侍をはぐれ長屋に匿うことにする。端整な顔立ちの若侍はたちまち長屋の人気者となるが、どうやら何者かに命を狙われているらしい…。大好評シリーズ第三十弾!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。1990年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。剣豪・人情時代小説で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
56
はぐれ長屋の用心棒「美剣士騒動」30巻。やっと最新刊まで読了追いつきました!(^^)!いつもの展開で安心して読めるのが良いな~お吟さん久々の登場もう少し源九郎さんとの絡みがあっても良いのではと思うけどな~2014/07/25
toshi
7
「はぐれ長屋の用心棒」の30巻。 はぐれ長屋に美男美女のカップルが住むことになって長屋は大騒ぎ。 例によってその美男の剣士を用心棒達が助ける話だけど、今回は敵に上段霞崩しという技を使う牢人が居て、華町源九郎も苦戦。2015/04/04
あかんべ
4
前日ひどく重い本を読んだので、このおなじみのメンバーの、おなじみの展開に、なぜかほっとした。お吟さん久々の登場。2014/06/13
史
3
美しき若者の未来を守るため、長屋の民は真相を突き止める。2022/01/24
goodchoice
3
いつものメンバー以外が加わり、多少変化があった点が良かったのと、老いらくでも嫉妬するところが可愛かった。変わって欲しい気もするが、変わると残念に思うかもしれないので、このままの方が良いかもー。2014/05/10