出版社内容情報
21世紀には、家電製品もネットワーク化される。その中核となるデジタルテレビと次世代移動通信システムの近未来図を描く。 シドニーオリンピックから試験放送が始まるBS放送。ここ数年でいまのテレビは順次デジタルテレビに切り替わっていく。今後三年間で一千万台のデジタルテレビの巨大市場が生まれるともいわれる。また家庭内ホーム・ネットワークを外部からコントロールする機器として有望なのが、次代の携帯電話で、こちらも世界的な需要が期待されている。そこで、2001年春に登場する「IMT2000」が、どのような機能をもち、われわれの生活にどのような影響を与えるのか。さらに、デジタル家電の数々により実現されるホーム・ネットワークで何ができるのかを紹介する。著者は放送、メディア分野を中心に雑誌・書籍などで活躍する業界第一人者。本書は2000年夏からスタートしたデジタル家電産業の勃興の姿を図表とデータを駆使して、あますところなくレポートしている。 ●第1章 アナログ時代のAV家電業界の軌跡 ●第2章 デジタル家電の中核となるデジタルテレビ ●第3章 次世代多機能携帯電話の可能性 ●第4章 ホーム・ネットワークの実現
内容説明
本書ではデジタル家電全般を俯瞰していきながら、特に新たなデジタル家電の中核をなすと期待されているデジタルテレビと携帯電話に焦点を当てて、多様な議論を展開している。最初にAV家電の業界動向に触れ、デジタルテレビ、次世代多機能携帯電話に論点を絞り込んで、最後にデジタル家電の数々により実現されるホーム・ネットワークの概要について述べた。
目次
第1章 アナログ時代のAV家電業界の軌跡(AV家電産業の変遷;経済発展における位置づけ ほか)
第2章 デジタル家電の中核となるデジタルテレビ(テレビが変わる;アナログとデジタルの違い ほか)
第3章 次世代多機能携帯電話の可能性(次世代移動通信システムへの期待;移動通信市場の推移 ほか)
第4章 ホーム・ネットワークの実現(ネットワーク家電の概要;エコーネット ほか)
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