出版社内容情報
田上藩八万石を継ぐことになった青山京四郎が、はぐれ長屋を訪ねてきた。源九郎と紋太夫に藩の剣術指南の依頼に来たのだ。驚く源九郎だが結局、引き受けることに。そんな折、源九郎に二人の刺客が襲いかかる。大好評シリーズ第十七弾!
内容説明
田上藩八万石を継ぐことになった青山京四郎が、はぐれ長屋を訪ねてきた。華町源九郎と菅井紋太夫に藩の剣術指南の依頼に来たのだ。驚愕した源九郎だが結局、引き受けることになった。そんな源九郎に二人の刺客が襲いかかってきた。どうやら藩内に蠢く陰謀があるらしい。大好評シリーズ第十七弾。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。1990年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。剣豪・人情時代小説で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
26
はぐれ長屋の用心棒「風来坊の花嫁」17巻。出羽国田上藩の継ぐ事になった青山京四朗、以前藩内の揉め事で、はぐれ長屋に住み住人も協力し青山を助けたことがある縁で、華町、菅井が剣術指南となるが、またまた京四朗の嫁をめぐり藩内に騒動が・・・紋太夫さんの居合が冴えわたる、お吟さんと源九郎さんの話が出てこないな~2014/01/12
ひかつば@呑ん読会堪能中
5
前巻「八万石の風来坊」の青山さまがまた登場! こういう展開もたまにはいいな。今回は菅井が危ない目に逢い「手にした長刀を投げつけ」何とか逃げ切ったが、失った刀はどうしたのだろうか。その後買ったという話はなかったようだが...2012/10/28
史
3
風来坊の祝言を守るため、長屋の民は警護する。2022/01/12
まりりんりん
3
爽やかな5月の風のような雰囲気をまとう青山様ともついにお別れ。 このシリーズの中で一番清々しくて、正しい感じで、好きなキャラでした。 今回も爽やかに登場して、 清々しく許嫁を守って、 そして一陣の風のように去っていきました。 源九郎の敵も今回はとても強かった。 ほんの一瞬の差で源九郎が勝ったけれど、ドキドキしました。 もちろんこのシリーズは続くのだから、源九郎が勝つことは予定された未来なんだけれど。 それでもとても楽しめたお話でした。2011/11/13
うさこ@タッタカタ
2
若様再び。花嫁とのエピソードがもっとあれば 感情移入できたのだけど。探索と切りあいで終わったかんじ。菅井さん毎回化け物扱い〜。2013/06/18