出版社内容情報
体の不調で悩んでいる方、一人で抱えていないでお気軽にお立ち寄りください。「カフェ・カミナーレ」は謎めく女性店主と俳優志望で調理担当のイケメン二人の小さな喫茶店。当店では大変珍しい試みとして「お医者くんのカフェタイム」を設け、医師の丸山賢太、通称「丸くん」が医療相談に乗ります。さっそく「頻尿に悩み、大好きな仕事に支障が出ている」「食いしん坊の自分が痩せるには肥満治療薬に頼るべきか」など6件の相談が舞い込みました。人間味溢れる丸くんが、まずは傾聴し、確かな見識のもとに柔軟に考え、お悩みを解決します!
【目次】
内容説明
体の不調、不安でお悩みの方、一人で抱えずにお気軽にお立ち寄りください。当店はグレーヘアの女性店主とイケメン調理担当だけの小さなカフェ。新たな試みで「医者と話す健康相談タイム」を始めたところ、さっそく「頻尿すぎて、大好きな仕事で力が発揮できない」「義母に潔癖症と言われる」「肥満治療薬を使って痩せたい」など6件の相談が舞い込みました。丸山賢太医師、通称丸くんが傾聴し、お客様に寄り添って助言します。頂くご感想は「分かってもらえてよかった」。”お悩み救済”の新しい医療小説。
著者等紹介
仙川環[センカワタマキ]
1968年、東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。大手新聞社在籍中の2002年に『感染』で第1回「小学館文庫小説賞」を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sayuri🍀
24
「自然の呼び声」「糠漬けと不倫」「小さな巨人」「魔法の杖」「長い夜」「噓への処方箋」6話収録の連作短編集。舞台は『カフェ・カミナーレ』。ここでは医師免許を持つ丸山賢太、通称”丸くん”が、ワンドリンク1500円で医療相談に応じてくれる。頻尿、潔癖、低身長、肥満、睡眠障害、食中毒──悩みを抱えた人々が訪れ、丸くんと対話を重ねることで変化していく。医療ものというより、心の処方箋小説。読み進める内に、登場人物と共に心が軽くなっていった。3時間待ち、3分診療と言われる昨今、こんな場所があればどれほど救われるだろう。2026/09/11
nyanco
24
仙川さんの医療モノ、今回はカフェと柔らかめのお話。 患者さんとじっくり向き合いたいと思っていた丸山、効率化を進めたがる病院。そんな訳で勤務医を辞めた丸山にカフェ店主は、「お医者くん」として週に3日カフェを任せる提案をする。1ドリンク1500円でカフェでの相談タイム。個別相談は1時間1万円。画像診断のバイトをしているといいながらも、家計が成り立っているのか心配になる。 こんなふうに相談できる場があればいいな、と思うのだけど、長くは続かないのかなぁ。→続2026/09/08
うさっち
16
ドリンクを飲みながらカフェで気軽に健康相談っていいな。本当にあったらいいのに。穏やかに話を聞いてくれるだけでなく怒る時はしっかり怒るところが良かったです。2026/10/07
うー
14
〈途中で投げ出し〉「お医者くんと話すカフェタイム」1500円雑談OK、個別相談は別途1万円。第1話頻尿に悩む女性にも苛つきながら何とか第2話に進んだが、登場人物の義母の立ち振る舞いが、自分の義母に似過ぎて激しい嫌悪感が蘇ってきた。楽しむために読書をしているのですぐに本を閉じ返却。2026/10/17
びぃごろ
11
『処方箋のないクリニック』の青島倫太郎と同様、話を聞いてくれるお医者さん丸山賢太登場。青島は初診1000円でまず話を聞いてくれたが、こちらば東中野のカフェ「カミナーレ」のカウンターで話を聞いてくれる。週三回14~17時に1500円ワンドリンクでOK!敷居が引くくてありがたいこと。医師免許は持っているけれど、あくまでもカフェエプロンを付けた喫茶店の店員に徹している。連作短編5話「自然の呼び声」頻尿「糠漬けと不倫」潔癖症「小さな巨人」サプリメント「魔法の杖」ダイエットと整形「長い夜」睡眠障害「噓への処方箋」2026/10/15




