出版社内容情報
国内で予測が困難な単独テロが急増するのに伴い、警察庁は警備局公安課内に『ローンオフェンダー(=個人が起こすテロ行為)対策室』、通称『LO(エルオー)室』を新設した。単独テロの萌芽を発見し、未然に抑え込むことを目的とする。30年以上にわたって数々のテロへの教唆を続け、今は収監されている葛城亜樹子の「示唆」も手がかりにし、室長を任された天童怜央は「未来の犯人」を追い求める。クセツヨだが特殊な能力を持つ部下たちを率い、凶悪事件の発生を防げ! 「小説推理」連載で人気を博した興奮の警察小説、5つの事件!
【目次】
内容説明
LO=ローンオフェンダーとは組織に属さない単独の攻撃者のこと。SNSや爆発物原料などLOの前兆情報を収集し、事件発生を未然に防ぐ―対策室設置を警察庁に提案した三〇歳の警視、天童怜央は自ら初代室長になった。平成初期から凶悪犯罪を教唆し続けてきた伝説の存在「アジ子」との拘置所でのやり取りも参考に、クセの強いメンバーの力を捜査に結集させる。政治家、芸能界の大物、丸の内の商社、風俗店、はたまた家族などその標的はさまざま。LOの脅威を排除せよ!社会の暗部をあぶり出す文庫オリジナル警察小説。
著者等紹介
柏木伸介[カシワギシンスケ]
1969年愛媛県生まれ。「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞した、『県警外事課クルス機関』(「クルス機関」を改題)で2017年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くりのすけ
4
5つの事件からなる短編小説集。実際に起きた事件をモチーフにしているのか、かなりリアリティがある。しかし、テロを未然に防止しつつ犯行を防ぐのだが、犯人たちの救済にもつながる良い終わり方。シリーズ化して欲しいものです!2025/12/03
ひとまろ
1
単独のテロを未然に防ぐためLO(ローンオフェンダー)対策室を立ち上げる。室長は過去に自身もテロを企てた身であるがそれはバレていない。連作短編集となっており過去に逮捕したテロリストからヒントをもらいながら事件解決をしていく。ハンニバルみたいな関係かな...。事件さえ想起出来ればいくらでも話が書けそうでシリーズ化しても良いようなキャラと設定だなと思う。内容は昭和の左翼やセクトに令和のトクリュウなどをミックスした感じ。2025/12/22
Yuichi Saito
1
★★★2025/09/26




