内容説明
顧客の英知を活用して、勝ち抜く。顧客像を深掘りし、ライフステージごとの新たな市場をも開拓できる、開発担当者の必須アイテム。日本の事例を交えて解説した待望の入門書。
目次
序章 ペルソナ&カスタマー・エクスペリエンスとマーケティング
第1章 ペルソナの基本と海外事例
第2章 ペルソナの使い方
第3章 ペルソナを使いこなすポイント
第4章 ペルソナの作り方
第5章 なぜ、今、ペルソナなのか
著者等紹介
高井紳二[タカイシンジ]
同志社大学商学部教授。1952年生まれ。三菱総合研究所にて経営コンサルティング及びコンサルティング手法の開発に従事、業績評価法、企業文化測定法、業務改善手法(MIM)の開発を行い、その後、神戸大学経営学部教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぺり
15
ペルソナとは。から必要性や作り方まで詳しく書かれております。実担当が各々に顧客像を想像することは日常茶飯事だと思いますし、組織として統一した顧客像を持つことの重要性が理解出来ました。ペルソナって何?という状態であればしっかり勉強できる1冊かと思います。2021/10/26
牧神の午後
5
共著なんですが、事例に執筆者のバックグラウンドが透けて見えるくらいで、論の立て方が整理されていて判りやすいです。ただ、流行りの手法ってこともあって、従来型のSTPが限界、これからはペルソナ感が強すぎなかんもあり、ペルソナの限界あたりの記述が薄いのが残念。2015/09/04
Saiid al-Halawi
5
ペルソナ好きだし多くの場合やった方がいいと思うけど、リアリティを持たせるための種々の工夫がハンターハンターでクラピカが鎖を具現化するまでの説明に重なって読めた。自己暗示って意味では割と近いのかもしれない。2015/08/07
げん
3
これまで曖昧に捉えていたペルソナについて理解を深めることができた。なぜペルソナを使うのかが、明確に述べられていて、国内の企業で実際に使われていたペルソナも例示され、分かりやすかった。さて、後は実践あるのみ。2014/06/03
Yoh Sano
2
なぜペルソナを設定し、そしてペルソナをどのように設定するのか、使うのかについて書かれている本。 印象的なのは、「自分たちは顧客を知っていると勘違いしていること」が一番危険であるということ。 確かにこれは間違いない。これで売れるはずだ、でいくよりか徐々にペルソナを使いながら、検証していくほうが良いかもしれない。2020/02/04