内容説明
岸田浩一は大学受験に失敗したあと引きこもり状態となり、父と離婚した義母と暮らしていた。義母が父の不倫調査を頼んだ諸岡明人は、何もしない浩一を見かね、彼の経営する調査会社に勤めて自立するよう促す。諸岡の協力もあってあこがれの義母と結ばれた浩一は、義母への恋慕を断ち切って見習いの探偵業に勤しむとともに、同僚や依頼にくる女性たちと精力的に体を重ねていく。オリジナル長編癒し系エロス。
著者等紹介
牧村僚[マキムラリョウ]
1956年東京生まれ。筑波大学を卒業後、フォーク歌手を目指したものの失敗。芸能プロダクションに勤務するかたわら、音楽系のライターに転身。その後、官能小説に関心が高まり、91年『姉と叔母個人授業』(フランス書院)でデビュー。肉体的なこだわりから「ふともも作家」の異名をとる。癒し系官能の旗手として、多くのファンを得ている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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